研究代表者氏名及び所属
篠崎 一雄
(独立行政法人理化学研究所植物科学研究センター)
研究実施期間
平成22年度~26年度(5年間)
研究の趣旨・概要
作物の成長のために水は必須である。世界的に農耕地の乾燥化が進むなかで、農業生産を維持向上していくためには、水資源を効率的に利用することがきわめて重要である。本研究プロジェクトは、植物の水利用効率の向上を図るため、植物における水分ストレスセンサーの解明および水分ストレス感知から遺伝子発現に至る初期応答に関わる分子システムの解析を行う。また、解明されたこれら遺伝子を利用して、植物の水利用効率に関わる新たな評価法を開発するとともに、今後の作物の分子育種に役立てることを目的とする。