生物系特定産業技術研究支援センター 研究資金業務

イノベーション創出基礎的研究推進事業(終了)

2010年度 採択された研究課題

プロバイオティクスを利用したミツバチ感染病制御技術の開発

研究代表者氏名及び所属

芳山 三喜雄
(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所)

研究実施期間

平成22年度?平成24年度(3年間)

研究の趣旨・概要

ミツバチ不足軽減のため、ミツバチ感染病に対する有効な防除法の開発が期待されている。本研究では、ミツバチ関連微生物に着目し、免疫賦活化機能および蜂病菌増殖抑制効果をもつ有用微生物の単離・同定を行い、ミツバチの免疫活性化に関与する遺伝子発現プロファイルや抗蜂病菌活性機構を解析する。得られた有用微生物は、組織局在性・伝播機構を明らかにするとともに、養蜂現場におけるプロバイオティクス効果や微生物農薬としての有効性を実証することで、新たなミツバチ感染病予防・制御技術の開発を目指す。