研究代表者氏名及び所属
長田 裕之
(独立行政法人理化学研究所基幹研究所)
研究実施期間
平成23年度~27年度(5年間)
研究の趣旨・概要
植物病害やマイコトキシン汚染などにより農産物の収量低下や汚染した穀物摂取による人畜の健康被害の問題が引き起こされる。これらの問題解決のための制御化合物の開発が重要であるが、伝統的なアプローチでは開発に長い時間がかかってしまう。そのため、耐性菌の問題が起こったときや、新たな有害生物の問題が起こったときには迅速な対応が不可能である。本研究は、農業や食品産業上問題となる様々な有害生物への迅速な対応を可能にすることを目標に、革新的なケミカルバイオロジー的手法を用いて、農薬等の創薬リード化合物の探索研究を行うものである。