研究代表者氏名及び所属
秋光 和也
(国立大学法人香川大学農学部)
研究実施期間
平成23年度~25年度(3年間)
研究の趣旨・概要
優れた植物病害防除効果を発揮する希少糖を、農業資材として作物保護場面で利用するため、ターゲット希少糖の際立つ作用特性の作用機構の解明と農業場面への応用技術の開発を進める。希少糖の国内大量生産拠点は香川県であり、Izumoringにより全希少糖を生産供給できるのは世界で香川大学のみというOnly One 技術を駆使して、希少糖の生理活性スクリーニングから、高い植物病害防除効果を有する希少糖を選抜した。天然物由来で食品にも含まれる希少糖を新しい農業資材にするという明確な目標のもと、これまでの研究の過程で明らかになった実用化への問題点を基礎・応用研究の両面から克服し、本分野で他の追随を許さない技術的・情報的優位性を確保する。