研究代表者氏名及び所属
雑賀 啓明
(独立行政法人農業生物資源研究所農業生物先端ゲノム研究センター)
研究実施期間
平成24年度~26年度(3年間)
研究の趣旨・概要
遺伝子ターゲッティング(gene targeting, GT)は、ゲノム中のランダムな位置に外来DNAが挿入される従来の遺伝子組換え技術とは異なり、標的とした遺伝子だけを狙い通りに改変することができる技術である。しかし、現状では、主要作物において、効率よく標的遺伝子に目的の変異だけを導入する汎用的なGTシステムは構築されていない。そこで、本研究では、イネの豊富な遺伝資源を活用し、標的遺伝子に目的の変異を効率良く導入することができる汎用的なGT技術を構築することを目的とする。