目次
- 「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」のうち緊急対応課題の第1回公募を開始しました!
- 「アグリビジネス創出フェア2025」で研究成果を紹介します! (11月26日~28日開催)
- スーパーアグリクリエーター(SAC)をご紹介します!
- サイエンスアゴラ2025に出展しました (2025年10月25日)
- 【INPIT】IPAS2025第1期 成果発表会「Demo Day」(11月26日開催)
- 編集後記
「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」のうち緊急対応課題の第1回公募を開始しました!
生研支援センターでは、「オープンイノベーション研究・実用化推進事業」のうち緊急対応課題の第1回公募を開始しました。
近年顕在化している種ばれいしょにおける不萌芽の要因解明と対策技術の確立に向けた研究を公募します。
公募期間: 令和7年11月13日(木曜日)~12月1日(月曜日) 正午まで
▼公募要領等の詳細情報は、下記URLをご参照ください。(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/open-innovation/news/2025/172482.html
「アグリビジネス創出フェア2025」で研究成果を紹介します! (11月26日~28日開催)
生研支援センターでは、「アグリビジネス創出フェア2025」に出展し、当センターの委託研究事業で得られた新たな製品や技術等を紹介します。皆様のご来場をお待ちしております!
<日時>2025年11月26日(水曜日)~28日(金曜日) 10:00~17:00
<会場>東京ビッグサイト西展示棟西3ホール(東京都江東区有明3-11-1)
りんかい線「国際展示場」駅下車 徒歩約7分、ゆりかもめ「東京ビッグサイト」駅下車 徒歩約3分
<参加費>無料(登録が必要となります。下記ホームページよりお願いいたします)
▼展示会の詳細はこちらから
「アグリビジネス創出フェア2025」公式ホームページ
https://agribiz.maff.go.jp/
▼生研支援センターの出展紹介・セミナー
<出展(「総合ゾーン」総24)>
出展ブースでは以下の研究課題の成果等を紹介しています。
https://agribiz.maff.go.jp/exhibitor-information/62
・研究内容1:ムーンショット型農林水産研究開発事業
<土壌微生物機能の解明と活用><化学農薬に依存しない害虫防除><食品残渣等を利用した昆虫の食料化と飼料化><"未利用食材"x"液化天然ガスの冷熱"でフードロスの削減><ムーンショット型農林水産研究開発事業のご紹介>
・研究内容2:戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)
・研究内容3:イノベーション創出強化研究推進事業/ オープンイノベーション研究・実用化推進事業
・研究内容4:スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)
・研究内容5:スマート農業の社会実装に向けた研究開発
<セミナー>
開催期間中、生研支援センターの事業に関する以下のセミナーを行います。
https://agribiz.maff.go.jp/seminar (会場:メインステージ)
https://agribiz.maff.go.jp/seminar2 (会場:セミナールームA、B)
【ムーンショット型農林水産研究開発事業】
11月26日(水) 12:00~12:40 メインステージ
生研支援センター・ムーンショット目標5
もったいない×もったいない 魔法の掛け算 東京ビッグ会議
~フードロス削減×冷熱活用で解決を目指す ムーンショットの未来戦略~
山形大学大学院理工学研究科 古川 英光 教授 ほか
11月28日(金) 14:45~15:15 メインステージ
生研支援センター・ムーンショット目標5
微生物機能で再生する土壌地力:環境調和型・循環型農業へ
早稲田大学理工学術院 竹山 春子 教授
11月28日(金) 15:00~16:00 セミナールームB
生研支援センター
ムーンショット型農林水産研究開発事業
15:00 ~ 気候変動に応じた迅速な作物改良~
東京大学大学院 農学生命科学研究科 藤原 徹 教授
15:20 ~ 昆虫を活用した食品リサイクルによる養殖魚用飼料の開発~
国立研究開発法人 水産研究・教育機構 水産技術研究所 安藤 忠 主任研究員
15:40 ~ レーザーと天敵で実現する害虫被害ゼロ農業~
京都大学大学院 農学研究科 日本 典秀 教授
【イノベーション創出強化研究推進事業/ オープンイノベーション研究・実用化推進事業】
11月28日(金) 11:50~12:50 セミナールームB
生研支援センター
イノベーション創出強化研究推進事業/オープンイノベーション研究・実用化推進事業
~研究成果の社会実装に向けて~
【スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)】
11月26日(水) 12:45~13:45 セミナールームB
生研支援センター
スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)セミナーI
「今注目のアグリフードテックスタートアップ」
11月27日(木) 11:00~12:00 セミナールームB
生研支援センター
スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)セミナーII
「躍進するアグリフードテックスタートアップ ~バイオ・情報~」
【生研支援センター】
11月27日(木) 15:50~16:05 セミナールームB
生研支援センターの委託研究事業に関する説明
11月28日(金) 11:00~11:30 セミナールームA
生研支援センター
研究開発構想(農林水産分野のカーボンニュートラルに向けたネガティブエミッション技術の研究開発)
スーパーアグリクリエーター(SAC)をご紹介します!
生研支援センターでは、農林水産食品分野の課題解決を目指す有望な若手研究者への支援を行っています。若手研究者「スーパーアグリクリエーター(SAC)」本人やその研究の紹介資料をホームページに掲載しましたので、ぜひご覧ください!
スーパーアグリクリエーターや研究課題テーマに興味を持たれた方はスタートアップ支援課までご連絡ください。スーパーアグリクリエーターにおつなぎします。
皆さまの幅広い視野からのご意見がスーパーアグリクリエーターの研究活動に更なる多様な可能性を創出するかもしれません!
▼SACの紹介はこちら(AgriFoodSBIRホームページ SACについて)
https://agrifoodsbir.jp/sac/
▼スタートアップ支援課の連絡先はこちら
E-mail: brain-stupweb(@)ml.affrc.go.jp
〇研究課題テーマ
1.薬剤耐性菌リスク低減に向けた 動物用人工抗菌酵素の研究開発
=内山 伊代 (岡山大学)
2.高精細な植物デジタルツインを同時生成する葉芽採取エンドエフェクタの開発
=藤永 拓矢 (大阪公立大学)
3.イネ種子生産抗体で実現する バイオ医薬品の発展
=澤崎 佑太 (愛媛大学)
4.自動グラム染色と微生物推定AI技術を用いた 乳房炎の早期診断技術の開発
=上利 尚大 (カーブジェン株式会社)
5.木材のミリ波非破壊検査システムの開発
=野田 元 (SAKIYA株式会社)
6.磯焼けウニの活用普及に寄与する 閉鎖循環式陸上養殖システム・餌の開発
=上野 裕太郎 (一関工業高等専門学校)
7.持続可能な水産業のための統合的沿岸域モニタリングシステムの開発
=野城 菜帆 (株式会社MizLinx)
☆スーパーアグリクリエーター(SAC)発掘支援プログラムとは、農林水産省SBIR事業の一環として実施されるプログラムで、将来のアグリ・フードテックを担う優秀な若手人材を発掘し能力向上を支援することを目的に、スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)に応募した研究チームの中から、SAC候補者を認定し、セミナー・メンタリング等の支援を実施するプログラムです。
サイエンスアゴラ2025に出展しました (2025年10月25日)
生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)は、「目指そう90億人の笑顔!"いただきますを未来にも"」と題して、日本科学未来館7階「木星」で『サイエンスアゴラ2025』に出展しました。
当日は、ムーンショット目標5の千葉一裕プログラムディレクター(PD)(東京農工大学 学長)から、食料生産と環境負荷の現状や食料の廃棄削減、自給率向上、技術革新を通した持続可能な資源循環型社会の構築が急務であることを説明いただきました。
続いて、日本典秀プロジェクトマネージャー(PM)(京都大学大学院農学研究科 教授)から「害虫被害ゼロ農業プロジェクト」を、古川英光プロジェクトマネージャー(PM)(山形大学 教授)から「フードロス削減プロジェクト」をそれぞれ説明いただきました。その後、会場やリモート中継で参加された一次生産者ほかの皆様との対談を行いました。
講演や対談と並行し、会場では、日本PMの研究成果(AIを活用したレーザー技術、天敵昆虫による害虫防除システム)及び古川PMの研究成果(凍結粉砕含水ゲル粉末とそれを使った食品)がそれぞれ展示され、目標5の8プロジェクトの説明パネルや模型も展示されました。
ご家族連れ、中高校生から年配の方々までご来場の皆様に目標5の活動を知っていただく機会となりました。ご参加ありがとうございました。
【INPIT】IPAS2025第1期 成果発表会「Demo Day」(11月26日開催)
INPIT(独立行政法人 工業所有権情報・研修館)は、スタートアップの成長を事業と知財の両面で加速させる「IPAS(スタートアップに向けた知財アクセラレーション事業)」の成果発表会「Demo Day」を開催します。
Demo Dayでは、IPAS2025第1期の支援先スタートアップ12社
<https://ipas-startups.inpit.go.jp/startups/ipas2025_01.html>に、約5カ月間のプログラムを通じて得られた成果を発表していただきます。
また、会場限定でメンター陣によるトークセッションも開催いたします。
成果報告およびトークセッション後には、ネットワーキングの場となる懇親会を設けておりますので、IPASに興味があるスタートアップや支援者の皆様、そして支援先スタートアップに興味があるVC・投資家の皆様はぜひ会場にお越しください!
▼詳細・お申込みは以下のイベントホームページをご覧ください。
https://ipas-startups.inpit.go.jp/news/251126.html
【開催概要】
■開催日時:2025年11月26日(水曜日)18:00~21:00(懇親会含む)
■受付開始:17:45
■開催形式:対面
※「IPAS2025第1期スタートアップによる成果報告」については、後日アーカイブ配信を行います。
■開催場所:SHIBUYA QWS
■定員:100名程度(※定員に達し次第応募を締め切らせていただきます)
【お問い合わせ先】
IPAS事務局:株式会社NTTデータ経営研究所
〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル10階
E-mail: ipas@nttdata-strategy.com
米山隼佑・山元奈緒・氏家智仁
編集後記
11月、秋も深まり各地から紅葉の知らせが届くようになりました。紅葉は1日の最低気温が8°C以下になると始まり、5~6°C以下になるとさらに紅葉が進むといわれています。
寒くなると防寒のために厚着をしても、暖房の利いた電車の中では汗をかき、再び寒風の吹く外に出ると急速に冷えてくしゃみをしたり......、体調を崩しやすい季節です。
師走も近づき忙しい季節になりますが、皆様お元気で過ごされますようご自愛ください。(by 町)
生研支援センター (BRAIN)企画課
〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町8番地
パレール三井ビルディング16階
メール: maga-request[アット]naro.affrc.go.jp
メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。
生研支援センター(BRAIN)は、生物系特定産業技術に関する研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
「BRAIN」はBio-oriented technology Research Advancement InstitutioN のコミュニケーション名です。
