生物系特定産業技術研究支援センター

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2025年1月15日号

目次

  • 「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の公募を開始しました! (2月13日締め切り)
  • 【公募予告】「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」令和8年度研究課題の公募について
  • 『成果事例こぼれ話』第68回"無コーティング種子湛水直播で業務用米生産を効率化"を掲載しました!
  • AgrifoodSBIRのHPで株式会社ZIFISHの動画が公開されました!(スタートアップ総合支援プログラム)
  • 編集後記

「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の公募を開始しました! (2月13日締め切り)

生研支援センターでは、「スマート農業技術の開発・供給に関する事業」の公募を開始しました。本事業は、スマート農業技術の開発及び供給を迅速かつ強力に推進するため、様々な関係者が実施するスマート農業技術にかかる研究開発・改良の取り組みを支援するものです。

・公募期間:2025年12月26日(金曜日)~2026年2月13日(金曜日)正午まで
・公募説明動画:2026年1月上中旬、生研支援センターのHPにて掲載予定

▼公募要領等の詳細情報は、下記URLをご参照ください。(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/smart-nogyo/offering/koubo/2025-2.html

【公募予告】「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」令和8年度研究課題の公募について

生研支援センター(BRAIN)は、以下のとおり、「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」の令和8年度研究課題の公募を予定しています。

本プログラムは、農林水産・食品分野における政策的・社会的な課題の解決や新たなビジネス創出に向け、新たな中小企業技術革新制度(SBIR制度)における指定補助金等の研究委託事業として、革新的な研究開発に取り組む研究開発型スタートアップ等を対象に、研究開発及び事業化の取組を支援するものです。

募集開始(予定):令和8年1月~2月

詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/startup/news/2025/173326.html

『成果事例こぼれ話』第68回"無コーティング種子湛水直播で業務用米生産を効率化"を掲載しました!

生研支援センターは、委託試験研究で得られた成果を分かりやすく紹介する取り組み (成果事例こぼれ話)を行っています。

今回紹介するのは、農研機構東北農業研究センターを代表機関とする研究グループが開発した、田植えをしないで水田に種籾(たねもみ)を直接播(ま)く湛水直播(たんすいちょくは)栽培の手法です。乾いた水田に種籾を播く乾田直播が注目されていますが、湛水直播は春に田が乾きにくく乾田直播に向かない地域で有効な栽培方法です。

田植えをする移植栽培では育苗ハウスを必要とするほか、育苗や移植作業にも多くの労力を割いています。また大規模経営では春の育苗や移植作業と秋の収穫作業が短期間に集中し、移植栽培だけでは適期に作業をこなしきれなくなっています。そのため、作業時期が移植栽培と異なる直播栽培が注目されています。湛水直播栽培は、コメ生産の省力・低コスト化を図ることができ、今後の需要増加が見込まれる外食産業や加工用途向け業務用米の高収量・安定生産への貢献を期待できます。
研究グループは、無コーティングの根出し種子による栽培技術と高能率な大型播種機を開発し、湛水直播栽培の普及を進めています。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/episode_list/173236.html

AgrifoodSBIRのHPで株式会社ZIFISHの動画が公開されました! (スタートアップ総合支援プログラム)

生研支援センターのスタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)事業で、これまで採択された研究課題がAgrifoodSBIRのホームページ内に動画で紹介されています。その中で大学発のスタートアップ企業として起業した研究機関を紹介します。研究課題テーマに興味を持たれた方はスタートアップ支援課までご連絡ください。研究代表者におつなぎします。

〇研究課題テーマ
1.「産地魚類市場における水産物取引業務を省力化するデジタル化システムの開発」
=江幡圭吾 (株式会社ZIFISH)
2.「ゲノム編集技術による研究開発受託サービス"PAGEs"」
=竹澤慎一郎(株式会社セツロテック)
3.「AI駆動による発現量を精密にコントロールするゲノム編集の開発」
=丹羽優喜(グランドグリーン株式会社)

▼AgriFoodSBIRのホームページにて各研究機関の紹介動画を公開中です。
URL:https://agrifoodsbir.jp/team/#movie

▼スタートアップ支援課の連絡先
E-mail: brain-stupweb(@)ml.affrc.go.jp

◇例年公募によって採択された研究課題は、大学発のスタートアップのほか、様々な研究機関が社会実装に向けて日々研究課題に取り組んでいます。他の採択課題についても研究成果が起業につながるようにスタートアップ支援課は支援していきます。

編集後記

昨年は熊が人里まで下りてきての被害報道が相次ぎました。
日本は室町時代から江戸時代、そして明治から平成にかけて急激に人口が増えました。食糧生産のための農地も人口の増加とともに拡大、新田開発、開墾のために山奥の土地に分け入り、人の暮らす土地は森林の中にも広がっていきました。長い時間をかけて、野生動物の領域を人が侵食していった歴史があったと思います。
翻って現在を見れば、日本は人口減少の時期に来ています。かつて集落のあった場所が「ポツンと一軒家」となったり、地震などの災害もあって住民のいない土地が増えたりしています。人が去った土地が増えれば、野生動物の領域が拡大する余地も増えるでしょう。木の実、キノコ、人の残した果樹などの餌を求めて野生動物が動きまわる領域は、人が少なくなれば拡大するのも自然な成り行きだと思います。
人口減少の時代に向けて、日本の森林、野生動物と人はどう向き合っていくべきか、考えるべき課題の一つだと思います。(by 町)


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生研支援センター(BRAIN)は、生物系特定産業技術に関する研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
「BRAIN」はBio-oriented technology Research Advancement InstitutioN のコミュニケーション名です。