生物系特定産業技術研究支援センター

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2026年8月3日号

目次

  • 『成果事例こぼれ話』第73回"ゲノム編集技術にAI予測を組み合わせ遺伝子発現量を調節"を掲載しました!
  • 第28回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーで研究成果を紹介します!(8月19~21日開催)
  • 第19回アグリフードEXPO東京で研究成果を紹介します!(8月19~20日開催)
  • 「ムーンショット型農林水産研究開発事業」進捗・成果報告会を開きます!(8月28日開催)
  • 「サイエンスアゴラ2026」に出展します!(9月12日開催)
  • 【日本豆類協会】令和8年度豆類研究成果発表会を開催します(10月23日開催)
  • 編集後記

『成果事例こぼれ話』第73回"ゲノム編集技術にAI予測を組み合わせ遺伝子発現量を調節"を掲載しました!

生研支援センターは、委託試験研究で得られた成果を分かりやすく紹介する取り組み (成果事例こぼれ話)を行っています。

今回紹介するのは、名古屋大学発のスタートアップ企業グランドグリーン株式会社が、人工知能(AI)を使った品種改良加速技術(ゲノム編集技術)で野菜など様々な作物の新品種開発を進めている事例です。
従来のゲノム編集技術と異なり、生物の特定の性質を担う遺伝子の発現量・発現強度を決めているプロモーター(発現制御領域)と呼ばれる部分のDNA配列を変化させることで、望ましい特性を備えた新品種を作出する技術を開発しました。同社は、植物におけるゲノム編集を、1「Promoter AI™」、2「gene APP™」、3「3GE™」といった技術を組み合わせ、「設計→導入→編集」まで一気通貫で実現します。現在までにトマトやイネなど10作物、30品種以上の実用作物品種のゲノム編集に成功しています。優れた新品種を短期間で作出し、生産しやすく、おいしく、安全な未来の作物づくりに貢献できるものと期待されています。

▼詳細はこちらから(生研支援センターウェブサイト)
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/episode_list/176847.html

第28回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーで研究成果を紹介します!(8月19~21日開催)

生研支援センターは、国内で最大級の水産物展示商談会である第28回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー(主催:一般社団法人大日本水産会) に出展し、委託研究事業から生まれた新たな製品や技術を紹介します。
皆様のご来場をお待ちしています。

【展示会の概要】
「第28回 ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」公式ホームページをご覧ください。
https://seafoodshow-japan.com/tokyo/(外部リンク)

■日時:2026年8月19日(水曜日)~21日(金曜日) 10時~17時
※最終日は16時まで
■会場:東京ビッグサイト東展示棟2・3ホール (東京都江東区有明3-10-1)
アクセス=りんかい線 国際展示場駅より徒歩約7分、ゆりかもめ 東京ビッグサイト駅より徒歩約3分
■来場事前登録制
「第28回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」公式HPから登録を行ってください。
https://sftokyo28.event-lab.jp/v5/registration/visitor/form/SFTOKYO/SFSTOKYO28?l=japanese(外部リンク)

【生研支援センターの出展内容】
•オープンイノベーション研究・実用化推進事業
「輸出促進を目指した生鮮水産物の品質制御と鮮度の"見える化"技術の実用化」
•スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)
「陸上養殖の収益性・環境影響を予測する「養殖支援ソフトウェア;AQSim」の構築」

第19回アグリフードEXPO東京で研究成果を紹介します!(8月19~20日開催)

生研支援センターは、「農と食をつなぐ」をテーマに"国産"にこだわった 全国的な展示商談会である第19回アグリフードEXPO東京2026 (主催:日本政策金融公庫) に出展し、委託研究事業から生まれた新たな製品や技術を紹介します。 皆様のご来場をお待ちしています。

【展示会の概要】
「第19回アグリフードEXPO東京2026」公式ホームページをご覧ください。
https://agrifood-expo.jp/(外部リンク)

■日時:2026年8月19日(水曜日)~20日(木曜日) 10時~17時
※2日目は16時まで
■会場:東京ビッグサイト東展示棟1ホール(東京都江東区有明3-10-1)
アクセス=りんかい線 国際展示場駅より徒歩約7分、ゆりかもめ 東京ビッグサイト駅より徒歩約3分
■来場事前登録制
「第19回アグリフードEXPO東京2026」公式HPから登録を行ってください。
https://agrifood-expo.jp/visitor-information/#preregistration(外部リンク)

【生研支援センターの出展内容】
•オープンイノベーション研究・実用化推進事業
「アスパラガス茎枯病抵抗性スーパー品種で創る新たな持続的生産体系」

「ムーンショット型農林水産研究開発事業」進捗・成果報告会を開きます!(8月28日開催)

ムーンショット目標5では、2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業の創出を目指して、研究開発に取り組んでいます。

今回、研究開始後7年目を迎えるムーンショット目標5の成果と、社会実装に向けた最新の進捗状況を広く発信するための報告会を開催します。
吉澤史昭プログラムディレクター(PD)(宇都宮大学 総括理事・副学長)と8名のプロジェクトマネージャー(PM)が、MS目標5の目指す社会像やこれまでに得られた主な研究成果等を報告します。さらに、研究成果の事業化にご経験豊富な東大の菅裕明教授をお招きし、研究成果を事業に結びつける方策をパネルディスカッションで議論します。
講演とあわせて、ポスター会場では研究者と直接対話できます。また、産学連携相談(要事前申し込み)コーナーもあります。皆様のご参加をお待ちしています。

■日時:2026年8月28日(金曜日) 9:30~17:30 (9:00開場)
■場所:東京国際フォーラム ホールD5(東京都千代田区丸の内3-5-1)
■参加費:無料

◇成果報告会の詳細及び申し込みはこちらから。
https://select-type.com/ev/?ev=jS153G_knVo
◇8プロジェクトの概要はこちらから参照できます。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/moon_shot/index.html
◇8プロジェクトのこれまでの主要成果の詳細はこちらから参照できます。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/moon_shot/projects/index.html#result

「サイエンスアゴラ2026」に出展します!(9月12日開催)

「おいしい」だけじゃない? ~未来の食、何が気になる?~
~未来の食、あなたは食べますか? 研究者や市民と一緒に考え、語り合う参加型イベントです!~

生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)は、科学と社会をつなぐ対話イベント「サイエンスアゴラ2026」に出展します。BRAINが推進するムーンショット目標5では、未利用の生物機能等を活用し、2050年までに地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業の創出を目指しています。

今回の企画では、「未来の食」をテーマに、研究者の話を聞くだけではなく、市民パネラーや来場者の皆さまとともに、「自分なら食べてみたいか」「何が分かれば安心できるか」「どのような説明や表示が必要か」を考えます。対話や試食体験を通じて考え方の変化を見える化し、一人ひとりが自分なりの判断の軸を見つけることを目指します。未来の食につながる試食体験も予定しています(数量限定)。

■日時:令和8年9月12日(土曜日)15:30~17:00
■会場:テレコムセンタービル5階 オープンスペース(東京都江東区青海2-5-10)

◇未来の食や食料問題、科学技術と社会の関わりに関心のある方
(科学に詳しくない方やご家族での参加も歓迎します。)
・参加費無料
・事前申し込み不要(サイエンスアゴラ2026は自由参加)
・未来の食に関する試食体験を予定(数量限定)

▼詳しくはBRAINホームページをご覧ください。
https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/moon_shot/news/2026/176916.html

<イベントに関する問い合わせ先>
生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)
事業推進部 戦略的研究開発課 E-mail:seiken-moonshot@ml.affrc.go.jp

【日本豆類協会】令和8年度豆類研究成果発表会を開催します(10月23日開催)

日本豆類協会は、10月23日に、豆類研究成果発表会を開催します。今回は成果発表のほか交流の部も設けます。
豆類の実需者・関係者の皆さん、豆類に関心をお持ちの研究者・学生の皆さんのご参加をお待ちしております。

■開催日時:令和8年10月23日(金曜日)13時30分~17時15分
■開催場所:航空会館ビジネスフォーラム5階 501・502会議室
(〒105-0004 東京都港区新橋1丁目18-1)

【発表会概要】
◇第1部 発表の部
1 杉山 寿美 県立広島大学地域創生学部 教授(13:40~14:05)
「練り餡の性状に対する砂糖量、水分量の影響-フルーツ大福の練り餡の嗜好性確保にむけて-」
2 野村 知未 神奈川工科大学健康医療科学部 准教授(14:05~14:30)
「餡のおいしさを構成する要素とは?-和菓子の地域特性からみた餡の特性ー」
3 本田 千尋 静岡県立大学食品栄養科学部 助教(14:30~14:55)
「廃棄小豆種皮を活用した機能性オリゴ糖調製条件の検討」
4 後藤 孔郎 大分大学グローカル感染症研究センター 教授(15:10~15:35)
「小豆がもたらす健康寿命延伸に向けたエビデンス」
5 江木 伸子 愛国学園短期大学 特任教授(15:35~16:00)
「えんどう・いんげんまめのタンパク質乳化特性を利用した新規加工食品の調製」
○ まとめ 加藤 淳 ホクレン農産部特任技監(16:00~16:10)
◇第2部 交流の部(16:15~17:15)
※5の課題に関連する試食を含みます。

■定員:会場参加 50名、オンライン参加 100名
定員を超えて申し込みがあった場合は先着順とします。
■参加費用
第1部:発表の部(13:30~16:10) 無料
第2部:交流の部(16:15~17:15) 500円
■主催:(公財)日本豆類協会

■参加申し込み
協会ホームページにお申し込みフォームを開設していますので、そちらからお申し込みください。締め切りは10月16日(金曜日)17時。定員を超えて申し込みがあった場合は期限前でも締め切ります。
◇参加申し込みフォームはこちら
https://www.mame.or.jp/toiawase/tabid417.html

《問い合わせ先》
企画調査部 山本
電話:03-6268-8627 E-mail:s-yamamoto@mame.or.jp

編集後記

暑い夏の日差しのもと、出荷時期を迎えている果樹園にとって脅威の害虫の拡大が報告されています。モモ、スモモ、ウメなどの木を加害するクビアカツヤカミキリが神奈川、山梨、香川の果樹園で初めて確認されました(7月23日付日本農業新聞など)。
クビアカツヤカミキリについては、3年前に当センターの『成果事例こぼれ話 49』(https://www.naro.go.jp/laboratory/brain/contents/fukyu/episode/episode_list/159186.html)でもとりあげました。当時、13都府県で見つかっていたのが、現在は20都府県に拡大しています。特定外来生物に指定されており、生きたままでの移動や飼育は禁止されています。
クビアカツヤカミキリはモモなどの樹木を好んで樹皮の隙間に卵を産み付け、孵化(ふか)した幼虫が樹木の内部を食い荒らし、時には枯死させてしまうこともあります。
幼虫は樹木を食べた後の糞と木くずの混ざった「フラス」を排出、そのフラスが根元にたまります。成虫は頭部の下の前胸部(背中側)が赤い帯のように見えるという特徴があります。
一度特徴を知れば、素人でも比較的見つけやすい虫なので、それらしい虫やフラスの痕跡などを見つけたら、その地の自治体などに連絡していただけるようお願いします。日本のおいしい果物を守るためには一般の市民の協力も重要です。(by 町)


生研支援センター (BRAIN)企画課
〒210-0005 神奈川県川崎市川崎区東田町8番地
パレール三井ビルディング16階
メール: sh-brain_email-magazine[アット]naro.go.jp
メールを送付する際は[アット]を@に置き換えてください。
生研支援センター(BRAIN)は、生物系特定産業技術に関する研究開発を、大学、高等専門学校、国立研究開発法人、民間企業等に委託することにより実施しています。
「BRAIN」はBio-oriented technology Research Advancement InstitutioN のコミュニケーション名です。