生物系特定産業技術研究支援センター

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植物ウイルスを利用した遺伝子導入法により植物のゲノム編集に成功

掲載日 : 2021年7月28日(水曜日)

育種の効率化コンソーシアムの「ゲノム編集基盤技術」チームは、ナス科の作物に広く感染するジャガイモXウイルスをベクター(遺伝子の運搬役)として利用して植物のゲノム編集を行う方法を開発しました。

今回開発した方法では、今までウィルスベクター法では成功例が無かった、狙った変異を正確に導入することにも成功しています。ウイルスベクター法は、ゲノム編集植物を得る過程で交配が不要なことから、これまでより多くの植物種にゲノム編集技術を適用できるようになると期待されます。

詳細情報

プレスリリース「(研究成果)植物ウイルスを利用した遺伝子導入法により植物のゲノム編集に成功」
2020年12月23日
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/nias/137783.html