野菜花き研究部門

露地生産ユニット

FOEASによる排水促進効果(台風通過翌日のブロッコリー現地試験圃場の状況)

露地野菜の生産現場では、今や加工・業務用需要が国民の野菜消費の過半を占めるに至った加工・業務用需要向け契約栽培に対応した安定生産・安定供給、さらには輸入生鮮野菜の増加に対応した競争力強化に資する技術開発が求められています。一方で天候不順や異常気象が頻発し、供給価格・量の乱高下が食品産業関係者・消費者のリスクとなっており、より一層の安定生産が求められています。さらには、大規模土地利用型農業での露地野菜導入ニーズに対応した技術開発も求められています。
露地生産ユニットでは、露地野菜の端境期対応や国産加工業務用原料の安定供給のため、葉茎菜類を対象に
・地下水位制御システムFOEASや畑地用地下灌漑システムOPSISを活用した安定生産技術の開発
・加工・業務用需要に対応するとともに輸入野菜に対抗するため、端境期生産技術、高品質生産技術の開発
について、取り組んでいます。


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