
1.光学センサ(キネクト)を活用した葉面積・草高の自動計測(上左:可視画像、上右:距離画像) 2.収量・作業情報モニタリングシステム(下)
高度複合環境制御施設における高位安定生産のためには、ICTやロボティクスなど工学的な手法を取り入れた新技術を開発し、施設園芸全般や植物工場における、作業体系や労務管理、エネルギー消費、環境制御などに関わる諸課題に対して、低コストあるいは省力的、軽労的に解決することが求められています。一方で、画像処理を含む各種センシングや省エネ的な環境制御のための技術や関連装置は日進月歩で進歩しており、最先端技術をいち早く取り入れ、実用的技術に組み立てていくことも非常に重要です。
生産工学ユニットでは、
・画像センシングを含む、各種センシング技術や制御技術を利用した作物情報・作業労務情報を取得し、環境制御や労務管理に活用するシステムの開発
・作業の軽労化、自動化のための自動収穫ロボットの開発
・ヒートポンプ、パッドアンドファンなどを活用した、高温対策や省エネルギー技術の開発
に取り組んでいます。
【関連プロジェクトの紹介】
・スマート農業実証プロジェクト
トマトパーク(栃木県下野市)(令和元年度~)
生産から販売までの一貫体系における労働生産性の大幅な向上のため、環境制御・作業管理システム等のクラウドコンテンツ化に取り組んでいます。
取り組み紹介動画 日本語版 英語版