農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第116号 (2019年11月号)

目次

1)トピックス
2)イベント情報
3)技術研修室より
4)こんにちは農業農村
5)農村の草花
6)研究者の横顔

1)トピックス

■組織改編のお知らせ

11月1日付で、農村工学部門の一部組織を見直しました。

  • 企画管理部は、試験研究に関する企画・運営、各研究領域等の横断的な調整、災害対応に関する研究・調整に加え、試験研究に関する知財権の活用、成果の普及及び広報を行うこととして研究推進部に改組しました。
  • 管理課とリスク管理室は、エリア管理体制へ移行し、管理本部観音台第2管理部へ再編しました。
  • 技術移転部は、行政等への技術支援、共同研究、農村工学に関する技術研修に加え、産学官連携に関する業務を行うこととしました。

 研究推進部長 渡嘉敷勝

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■国立台湾大学との意見交換会を開催しました

11月13日(水)、国立台湾大学水工試験所および生物環境システム工学部の研究者7名が農村工学研究部門を訪問しました。2020年に水工試験所が創立70周年を迎えるため、類似した研究を行っている海外の機関との連携を考えたい、との申し出が国立台湾大学からあり、お互いの研究機関の紹介を兼ねた意見交換会を開催しました。

 研究推進部 研究推進室行政連携調整役 森充広

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2)イベント情報

■2019国際ロボット展に参加(お知らせ)

12月18日から12月21日にかけ、東京ビッグサイトにて開催される「2019 国際ロボット展」の農林水産省のブースにて、農村工学研究部門が出展いたします。

農村工学研究部門からは「いつでも・どこでも!自動で田んぼの水管理」のキャッチコピーで圃場水管理システムを展示いたします。

日時 2019年12月18日(水)~21日(土) 10時00分~17時00分
ブースNo.S3-56
場所 東京ビッグサイト 南3ホール

 研究推進部 研究推進室渉外チーム

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■「エコメッセ2019 in ちば」に出展(報告)

10月20日(日)に幕張メッセ国際会議場で「エコメッセ2019 in ちば」が開催され、当研究部門からは「農業水路の魚の棲みやすさの評価法」を出展しました。

 水利工学研究領域 水域環境ユニット主任研究員 渡部恵司

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■「実用新技術講習会及び技術相談会」を開催(報告)

11月6日(月)、農研機構・農村工学研究部門は、東京大学農学部弥生講堂(一条ホール)で、「~ICTを活用した総合技術で農村の振興と安全・安心にお応えします~ 令和元年度 実用新技術講習会及び技術相談会」(後援:農林水産省)を開催しました。

当日は、現場の第一線で農業農村整備に携わる国や県等の関係行政職員、水土里ネット等各種団体、建設会社や設計コンサルタント等民間企業(計77社)からの技術者など、236名(注:農研機構39名を含む)の方々にご参加頂きました。おいで頂きました皆様には厚く御礼申し上げます。

プログラムは、農林水産省を代表して川合規史・農村振興局設計課長からのご挨拶、情勢報告として同局防災課の山本恵太防災・減災対策室長から「ため池を巡る最近の情勢とため池法の概要」のご講演、当研究部門からは、技術報告として、
(1)「ため池防災支援システムの展開」(堀俊和・土構造物ユニット長)、
(2)「管水路の漏水位置検出技術」(中嶋勇・施設保全ユニット長)
を発表しました。
さらに、展示スペースに移り、新技術16テーマについて、各研究者がポスターセッションにより来場者の皆様に直接ご紹介するとともに、現場課題の技術相談も承り、終了時刻間際まで多くの方々が活発に情報交換を行う様子もみられるなど盛況でした。
皆様には、来年度開催の際にもご参加頂きますことを、心よりお待ちしております。

 農村工学研究部門 技術移転部移転推進室長 中野明久

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■農研機構 農業環境技術公開セミナー in 千葉 「水系を通じて拡散する侵略的外来種のリスク管理」で講演しました。

11月15日(金)、千葉商工会議所 第1ホールにて、当部門の嶺田上級研究員が「ナガエツルノゲイトウの管理に向けた研究開発」の題名で講演しました。

 研究推進部 研究推進室渉外チーム

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3)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催

11月は農村工学専門技術研修(施設保全管理II.応用)、同(農村計画・地域資源)、農村工学中堅技術研修を実施し、農村工学基礎技術B研修を実施中です。

 技術移転部 技術研修室

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4)こんにちは農業農村

■農村工学研究部門内の実験田にて「収穫祭」を開催

10月24日木曜日15時から、秋晴れには遠い雲量の多い曇り空の下ではありましたが、農村工学研究部門の大区画水利実験田において黄金色となった稲穂の稲刈りの令和元年度「収穫祭」をおこないました。

  施設工学研究領域長 増川 晋

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5)農村の草花

■道ばたでみかける試験管ブラシのような穂の草は?  ~チカラシバ~

秋の野辺を散歩していると道ばたでまるで試験管ブラシのような黒く細長い直立した穂を見かけることがあります。しかしこの穂を引っ張って抜こうとしても茎が強くなかなか引きちぎることができません。この草なかなか引き抜けないことからチカラシバという名前がつけられていることを知っていましたか。

 水利工学研究領域 水域環境ユニット上級研究員 嶺田拓也

(関連資料)

6)研究者の横顔

■藤山 宗 (ふじやま そう)

今月の研究者の横顔、藤山さんはウルトラ警備隊、ではなくて、水利工学研究領域水利システムユニットに所属です。9月・10月に引き続き今年度新規採用の方ですが、先月・先々月の両名よりもグッとお若いです! そしてイクメンです! そしてそして博士です!エライ!!
藤山さんは、有名コンサルタントにご就職の後、会社でのお勤めを続けながら博士課程を修了なさったとのこと。農工研では時代の最先端を行くICTを活用した水管理システムなどを研究なさっているそうです。これは省力化や効率化が求められる現場にきっと有用なものになるにちがいありません。
ではみなさん、早速、藤山さんの自己紹介をポチッといきましょう!!

  (他己紹介)楠本岳志

(自己紹介)

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