農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第125号 (2020年10月号)

目次

1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農村工学研究部門の動き
5)見学だより
6)つれづれなるままに
7)農村の草花

1)トピックス

■野上農林水産大臣が農村工学研究部門を視察

10月12日(月)に野上農林水産大臣が最先端の農業研究を視察されるため、農研機構を訪問されました。種苗管理センターで新品種の栽培試験に係る視察や、果樹茶業研究部門で樹のV字樹形及び自動走行車によるほ場管理の視察が行われたのち、当研究部門において、水田の水管理を遠隔・自動制御化するシステムをご覧になりました。

(関連URL)

2)イベント情報

■「令和2年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催(再掲)

11月6日(金)~24日(火)に、農業農村整備に関係する国、都道府県、市町村の行政担当者、各種農業関係団体、民間企業、農業者の皆様を対象として、「令和2年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催します。
本講習会においては、農村工学研究部門における取組み成果のうち、普及が大いに期待でき直接的に利用可能である最新の成果等についてご紹介します。また、技術相談会として、参加者の方々から広く技術相談をお受けし、これに対する技術支援を行います。
今回は、参加申込みをされた方への Web配信とし、配信期間中いつでもご視聴できますので、皆様ふるっての参加申込みをお待ちしております。

申込み方法などの詳細は、以下のURLをご参照ください。

 技術移転部移転推進室長 難波和聡

(関連URL)

■農林水産省「消費者の部屋」にて、ほ場水管理システムが展示されました

10月5日(月)から9日(金)までの間、農林水産省の「消費者の部屋」にて、農村振興局が『農業農村整備』に関する展示を行いました。

 研究推進部研究推進室 渉外チーム

(関連URL)

■アグリビジネス創出フェアがオンラインで開催されます

来る11月11日(水)~13日(金)にかけて「アグリビジネス創出フェア2019」がオンラインで開催され、農研機構が出展いたします。

農工研の研究についても出展を予定しております。

日時 2020年11月11日(水) ~11月13日(金)の3日間
場所 オンライン開催特設サイト
https://agribiz-fair.maff.go.jp/

 研究推進部研究推進室 渉外チーム

3)新技術の紹介

■(プレスリリース)農業用水の循環の可視化による渇水の予測手法の開発- 気候変動への適応計画の策定に向けて -

農研機構は、日本の河川流域で特徴的な農業用水の循環(取水から河川への再流入)を考慮した、流域スケールで水循環の時空間分布を表現できるシミュレーションモデルを開発しました。本成果により、河川の渇水時の流況を精度良く計算できます。また、気候変動等により環境が変動する下での水資源利用計画の策定が可能になります。

 研究推進部 研究推進室渉外チーム長 猪井喜代隆

(関連URL)

4)農村工学研究部門の動き

■インターンシップ講習生から感想をいただきました

今季最後のインターンシップ講習は、2週間で3つの研究ユニットが順番に受け入れるという形となりました(地域資源工学研究領域資源評価ユニット→水利工学研究領域水域環境ユニット→同領域水利システムユニット)。講習生は大変だったと思いますが、どんな気づきを得たのでしょうか。以下、感想を紹介します。

 研究推進部研究推進室

(関連資料)

5)見学だより

■東京農工大学から見学に来られました

9月30日、東京農工大学地域生態システム学科のみなさんが当部門に見学に来られました。来られたのは、同学科の1年生8名と引率教員2名の10名で、同大学からはここ数年毎年お見えになっています。

 研究推進部 研究推進室渉外チーム 重田一人

(関連資料)

6)つれづれなるままに

■とあるおっさんの四方山話
第27回 昔の空中写真を見て思うこと

最近、国土地理院の「地図・空中写真webサービス」を利用していたら、1945年以前の空中写真が公開されていることに気がついた。限られた地点しか公開されていないのだが、その中に筆者が10年ほど前に偶然写真に収めた新潟県の山間の村が含まれていた。その空中写真と10年前の写真と比較してみると、村やそれを囲む農地などが現在まで受け継がれている様子が見える。筆者の故郷も山の懐に抱かれたところではあったが、今は無人の地となり、この村とは対照的である。さらに、筆者の関わりのある場所について、戦前からの空中写真を眺めていくと、筆者の記憶と重なる姿を見ることができた。

 とあるおっさん

(関連資料)

7)農村の草花

■中国最古の薬物書にも登場し、今でも日常的に飲用するスーパー健康食品 ~チャノキ~

今回は葉を緑茶や抹茶、紅茶などに加工して、とても馴染みのあるチャノキ(茶の木)について紹介しましょう。カテキンやビタミン、フラボノイドなど多くの健康成分を含み、さまざまな効能を有するチャノキですが、ツバキに似た花を今の季節に咲かせることを知っていましたか。

 水利工学研究領域 水域環境ユニット上級研究員 嶺田拓也

(関連資料)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室 渉外チーム