生物機能利用研究部門

タンパク質生産グループ

タンパク質生産グループでは、カイコを活用した組換えタンパク質生産技術を基盤に、新たな生物産業の創出に取り組んでいます。カイコの繭は主にフィブロインやセリシンから成り、限られた種類のタンパク質が大量に合成されることから、カイコは有用タンパク質の生産プラットフォームとして適した特性を有します。これまでに、遺伝子組換え・ゲノム編集手法の確立、エンハンサートラップ系統群等のリソース整備を進め、他の発現系では製造が難しいタンパク質の生産にも成果を上げてきました。さらに、生産タンパク質を診断薬や化粧品原料として活用するなど、社会実装にもつなげています。現在は、バイオ医薬品原薬や経口ワクチン等の生産を目指し、組換えタンパク質発現系の改変による生産性向上を進めるとともに、企業等と連携して実用化を加速しています。低コスト化と安定供給に資する組換えタンパク質生産基盤の確立を目指し、幅広い用途への展開を推進します。

緑色蛍光タンパク質を発現させた繭と繭から抽出される緑色蛍光タンパク質

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