果樹茶業研究部門
まさひめ
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- 満開から115日後に収穫され、甘くて食味・日持ち性が良い高品質な中生の白色モモ品種です。
主要特性
- 満開から115日後に収穫される中生の白肉モモ品種です。
- 果形は扁円形で果皮の地色は白色、陽光面を中心に中程度に着色しますが、西南暖地では着色がやや劣る傾向があります。
- 裂果の発生は認められません。
- 果肉は溶質でしまり、粗密は中、日持ち性は良好です。
- 果汁が多く、糖度は13~14%と高いので、甘味が強く、食味が非常に優れています。
図1 「まさひめ」の果実
図2 「まさひめ」の結実状況
図3 「まさひめ」の花
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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3825 (1990年3月31日) |
1900年1月 1日 | 3587 (1993年7月27日) |
18年
(満了日:2011年7月28日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
21-18(中津白桃×布目早生) × ‘あかつき’ (21-18(なかつはくとう×ぬのめわせ)×あかつき) | モモ筑波90号 |
栽培適地
- 結実が良好で病害虫の被害も比較的少なく栽培が容易なので栽培の適地は広く、特に東日本では果実の外観が優れ安定した収量が得られると期待されます。
農林認定品種(旧:命名登録品種)
登録番号:もも農林20号
登録年月日:1990年6月22日
育成担当者
吉田雅夫、京谷英壽、小園照雄、山口正己、西田光夫、石澤ゆり、西村幸一
発表論文
果樹試験場報告 23号, p.13-24(1992-04) モモ新品種'まさひめ'