農村工学研究部門

所長

所長挨拶

農研機構 農村工学研究部門のホームページを御覧頂きありがとうございます。

農研機構は、農業・食品分野における「Society 5.0」の実現によって、

  • 食料自給率向上と食料安全保障
  • 農産物・食品の産業競争力強化と輸出拡大
  • 生産性向上と環境保全の両立

に貢献することを目標として掲げています。

農村工学研究部門は、令和3年度より第5期中長期計画において「農業インフラのデジタル化による生産基盤の強靭化」をテーマとして研究開発に取り組んでいます。その中では、農業水利施設の老朽化への対応、頻発化・激甚化する豪雨や地震等による被害の低減、地域資源を活用した地産地消型エネルギーシステムによる環境負荷の削減等の農村、農業インフラを取り巻く諸課題に対応する研究開発と成果の社会実装についてデジタル技術やデジタルプラットフォームを切り口の一つとして推進しています。

農業農村の課題解決を図るためには、イノベーションの創出とその社会実装が求められます。そのためには、生産者、土地改良区、行政機関、研究機関、大学、民間企業等の多様な分野の人材が連携し、目標を明確にして研究開発に取り組むことが必要です。

農村工学研究部門は皆様と共に、ユーザーそして時代が求めているものを徹底的に考え抜いて技術を開発し、その技術に求められる性能が現場で持続的に発揮できるように取り組んで参ります。

今後とも農村工学研究部門へ皆様からのご支援をいただけますようよろしくお願いいたします。

渡嘉敷 勝