農村工学研究部門

農地整備グループ

農業人口が減少する中でも食料自給率を向上させられる持続可能な農業を創っていきたいと考えます。そのためには生産性の向上と地域環境への調和を両立できるような農地基盤の整備がこれからも必要です。私たちは現在栽培が行われている栽培環境の見える化から始め,農地基盤の整備歴についても情報化技術を活用して次世代に継承していく仕組みを創ろうとしています。
私たち農地整備グループでは、農地整備から営農まで、デジタルプラットフォームを活用した農地情報の一元的な管理・運用を可能とする農地管理技術を開発し、農地整備コストの削減を目指します。また、ICTを活用した水管理の普及を加速化します。さらに、カーボンニュートラルを目指した地域資源の農地での利用技術の開発を進めます。これらの要素技術を基にデータ連携型の農地管理技術を開発していきます。
主な研究内容は以下の通りです。

  • 農地基盤データプラットフォームの構築およびデータ連携利用による農地管理技術の開発
  • ICT水管理技術の開水路および公益的機能発揮への適用拡大
  • 農地土壌の炭素貯留・循環を促進する資材・農地管理技術の開発

メンバー