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目次
1)トピックス
2)イベント情報
- ■「第2回 河北町スマート農村振興に向けたワークショップ」開催(報告)
- ■農研機構新技術説明会(報告)
- ■JST日本・アジア青少年交流事業(さくらサイエンスプログラム)開催(報告)
-プログラム・テーマ:有機性資源のエネルギー化及び肥料化- - ■平成30年度東京フォーラム(農村振興研修会)(報告)
- ■日本学術会議主催学術フォーラム/第7回防災学術連携シンポジウム(報告)
3)農村工学研究部門の動き
4)研究ウオッチ
5)つれづれなるままに
6)海外を旅する人へ -海外渡航ベテランからの一言-
7)こんにちは農業農村
8)農村の生き物たち
9)研究者の横顔
10)編集後記
1)トピックス
■研究紹介動画を新規公開
「無資材で簡単・迅速に排水改良できる穿孔暗渠機「カットドレーン」」
「畑へ水を配るパイプラインの漏水を防ぐために」
農研機構では、研究成果を動画で紹介するYoutubeサイト「NARO Channel」を運営しています。
このたび、農村工学研究部門より、「無資材で簡単・迅速に排水改良できる穿孔暗渠機「カットドレーン」」と「畑へ水を配るパイプラインの漏水を防ぐために」の2本を新規掲載しました。他の動画と併せ、ぜひご覧ください。
(関連URL)
- (1)無資材で簡単・迅速に排水改良できる穿孔暗渠機「カットドレーン」
https://youtu.be/uh7qCY6pMsw - (2)畑へ水を配るパイプラインの漏水を防ぐために
https://youtu.be/mKUJQCpec5c - (3)NARO Channel(農研機構動画サイト)
https://www.youtube.com/user/NAROchannel - (4)農村工学研究部門プレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLW99yTRNzVkNDB0HaCIwbaqGa-m4ikBF2
■国土交通省発行の「これからの時代地域デザイン2~土地利用で困ったときの処方箋~」に当部門発行の「CSA(地域支援型農業)導入の手引き」が掲載されました
本ガイドラインは、人口減少下で地域の土地の使い方について困っている市町村職員や地域住民に向けて、「検討・実施の手順」「留意点」「参考事例」等を解決の糸口として提示することで、持続可能でより良い土地の使い方の実現を目指すものです。
内容は、2017 年に国土交通省国土政策局が作成した国土管理に関する事例ガイド「これからの時代の地域デザイン」で紹介した取組・考え方をベースとして、国土審議会計画推進部会国土管理専門委員会の2018 年とりまとめ「人口減少下の持続可能な国土の利用・管理のために」の議論・内容を取り入れた実用的なガイドラインです。
(国土交通省ホームページより引用)
技術移転部 移転推進室広報プランナー 遠藤和子
(関連資料)
- (1)これからの時代地域デザイン2~土地利用で困ったときの処方箋~
http://www.mlit.go.jp/common/001275952.pdf - (2)CSA(地域支援型農業)導入の手引き
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/files/csa-guide.pdf
2)イベント情報
■「第2回 河北町スマート農村振興に向けたワークショップ」開催(報告)
2月9日(土)に、山形県河北町と農村工学研究部門の共催により、標記ワークショップを開催しました。
河北町内の多面的機能支払交付金活動組織に参加を呼びかけ、「多面的機能支払活動を地域づくに活かすには」をテーマに、農村工学研究部門の4名の研究者のファシリテーション(進行)によるワークショップを行いました。参加者からは、町内での連携と情報交換を促進するための新たな組織づくりが提案されるなど、活発な議論が行われました。また、寸劇を交えたプレゼンテーションを行い、多面活動における情報システムの活用について、理解を深めました。
地域資源工学研究領域 資源評価ユニット上級研究員 唐崎卓也
(関連資料)
■農研機構新技術説明会(報告)
2月26日、市ヶ谷のJST東京本部別館で開催されました、農研機構新技術説明会(主催:科学技術振興機構、農業・食品産業技術総合研究機構)に出席し、昨年に特許登録しました「地下埋設壁材の評価方法」についてプレゼンテーションを行いました。
地域資源工学研究領域 地下水資源ユニット主任研究員 白旗克志
(関連資料)
■JST日本・アジア青少年交流事業(さくらサイエンスプログラム)開催(報告)
-プログラム・テーマ:有機性資源のエネルギー化及び肥料化-
JST日本・アジア青少年交流事業(さくらサイエンスプログラム)を採択されて,平成31年3月3日から8日に、中国農業大学(北京及び煙台)から11名を受け入れて,「有機性資源のエネルギー化及び肥料化」をテーマに研修会を開催しました。
水利工学研究領域 水域環境ユニット長 山岡 賢
地域資源工学領域 地域エネルギーユニット上級研究員 中村真人
(JSTさくらサイエンスプログラムの基本方針)
(関連資料)
■平成30年度東京フォーラム(農村振興研修会)(報告)
3月7日、「農業水利施設の防災・減災対策の研究状況」について、農村工学研究部門の研究活動について講演を行いました。講演では、東日本大震災における農研機構の取組や、東日本大震災を踏まえた研究開発された「ため池防災支援システム」について紹介するとともに、九州北部豪雨や平成30年度7月豪雨におけるシステムの活用状況についても紹介しました。
企画管理部災害対策調整室長 梶原義範
(関連資料)
■日本学術会議主催学術フォーラム/第7回防災学術連携シンポジウム(報告)
3月12日、農業農村工学会を代表して「平成30年の自然災害に対する農業農村分野の取組み」を報告しました。特に、霧島山(えびの高原・硫黄山)噴火災害対応、平成30年7月豪雨対応を主体に講演を行いました
企画管理部災害対策調整室長 梶原義範
(関連資料)
3)農村工学研究部門の動き
■情報分析官との平成30年度「第2回技術交流会議」開催(報告)
2月26日、農林水産省農村振興局から情報分析官6名の訪問を受け、平成30年度「第2回技術交流会議」を開催しました。
技術移転部教授 江間敏介
(関連資料)
■平成30年度「農村工学試験研究推進会議」と「地域連携会議」開催(報告)
3月7日、東京大学弥生講堂アネックスのセイホクギャラリーにおいて「平成30年度農村工学試験研究会議」を開催し、引き続き農村振興局及び地方農政局等との「平成30年度地域連携会議」を開催しました。両会議は関係試験研究機関及び行政部局等との情報及び意見交換を通じた連携強化を目的としています。
企画管理部 企画連携室長 小出水規行
(関連資料)
4)研究ウオッチ
■シリーズ「測る」流量を測る-その1-
流量、農業土木関係の技術者の方にとっては馴染み深い言葉ですが評価するのは意外と大変であり、そして一般の方には言葉自体あまり馴染みのないものです。そのような流量を「測る」ことについて2回に分けて書いてみたいと思います。技術者の方には再認識して頂ける点があれば、そして一般の方には流量というものに少し馴染みを持って頂ければ嬉しく思います。
水利工学研究領域 施設水理ユニット長 島崎昌彦
(関連資料)
5)つれづれなるままに
■とあるおっさんの四方山話
第15回 とあるおっさんの今の仕事とこれから
昨年1月以来、「とあるおっさんの四方山話」という題名で、つれづれなるままに筆者の思い出話をメルマガに書かせて頂いてきた。
「とあるおっさん」は農研機構の定年から5年をすぎ、今月をもって再雇用職員として働く期間も終わる。そこで、今回は氏名とともに現在の仕事と今後の人生の楽しみについて紹介させていただくことにする。
とあるおっさん
(関連資料)
6)海外を旅する人へ -海外渡航ベテランからの一言-
■第4回「盆栽は世界的らしい。球体の岩石は何を意味する?」
中米コスタリカ
とあるかかしさん
(関連資料)
7)こんにちは農業農村
■ため池百選(18)茨城県土浦市「宍塚大池」
ため池百選とは、農業者の減少、高齢化の中で管理が難しくなりつつあるため池について、その歴史や多様な役割、保全の必要性を国民の皆様に理解いただく契機とするため、農業用の水源として秀でた特徴を有する全国のため池100地区を「ため池百選」として選定したものです。
このメルマガでは北から順番に紹介していますが、第18回目の今回は茨城県土浦市にある「宍塚大池」を紹介します。
宍塚大池は、ため池と林が一体になり、田畑と共に農家の生活を支える里山文化が長い間保たれてきた地域に囲まれており、約100haの緑地が広がる豊かな自然の中で美しい景観を呈しています。
周辺に残されている雑木林や湿地などの多様な自然は、レッドデータブック掲載の動植物を含む多種多様な生物の生息場所であり、マガモ・コガモなどの越冬場所ともなっています。このような場所であることから市民による環境保全活動が行われています。
大池は、江戸時代以前に流入河川のない台地上に築造され、今も天水のみに水源を頼っているため池で、下流の谷津田や台地下に広がる水田地帯40haを潤す貴重な水源として、重要な役割を担っています。
(農林水産省ホームページより引用)
企画管理部 企画連携室企画チーム 浜田善幸
(関連資料)
- (1)ため池百選[農林水産省ホームページ]
http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/tameike/hyakusen.html - (2)「宍塚大池」
http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/tameike/pdf/0801_sisituka.pdf - (3)関連資料
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/108/07-01.pdf
■自然豊かな農村工学研究部門-藪椿が咲いてました!-
農業施設ユニットに行く途中の扇形水槽実験棟付近の道路に藪椿の花が綺麗に咲いていました。近くの辛夷(こぶし)は、まだ蕾でこれから咲くのでしょう!
3月27日、部門内の桜が一部先始めました。農林桜通りの桜はまだのようです。来週が見ごろではないでしょうか?
企画管理部 企画連携室企画チーム 浜田善幸
(関連資料)
8)農村の生き物たち
■農村の鳥~ツバメ~
3月下旬になると桜の開花情報が気になってきますが、桜のほかにも幾つかの動植物が、季節の推移の指標として気象庁で観測されています。桜とともに、ツバメの飛来でも、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。
水利工学研究領域 水域環境ユニット主任研究員 渡部恵司
(関連資料)
9)研究者の横顔
■小川 茂男(おがわ しげお)
技術移転部長の小川茂男さんは、農業リモートセンシング研究と土地資源情報の収集・利用研究の研究者です。研究管理・技術移転部門に異動してからは、直面する様々な困難な業務に趣味のテニスで培った心と身体で粘り強く取り組まれました。
今年の3月でご退職なさいます。私たちを支えていただきましてありがとうございました。
(他己紹介)塩野隆弘
(自己紹介)
10)編集後記
■とあるおっさん、とあるおっちゃん卒業!
毎年、3月は異動及び退職のシーズンです。今回、本メルマガに登場してきました「とあるおっさん」、「とあるおっちゃん」の2人が卒業します。
「とあるおっさん」
とあるおっさんの四方山話で明らかになりましたが、移転推進室再雇用職員の小倉です。4月から契約職員なりますが原稿は書いて頂けるようです。
「とあるおっちゃん」
時々メルマガの原稿を書いて頂いている業務第3科小松崎総括作業長。4月から昇任で別の部署へ異動予定です。
「とあるおじさん」
3月で卒業できずに4月はまだいます。鈍足のとあるおっちゃんがいなくなると寂しいです。
「とあるおねえさん」 これは秘密です。
とあるおじさん
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【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
技術移転部 移転推進室 交流チーム