農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第112号 (2019年7月号)

目次

1)トピックス
2)新技術の紹介
3)メッセージ
4)農村工学研究部門の動き
5)研究ウォッチ
6)つれづれなるままに
7)海外を旅する人へ-海外渡航ベテランからの一言-
8)農村の草花
9)研究者の横顔

1)トピックス

■研究紹介動画「3匹のこぶたで学ぶ 農業用水」を新規公開

農研機構では、研究成果を動画で紹介するYoutubeサイト「NARO Channel」を運営しています。

このたび、農村工学研究部門より、「3匹のこぶたで学ぶ 農業用水」を新規掲載しました。他の動画と併せ、ぜひご覧ください

この動画は、私たちが様々なアプローチで研究に取り組んでいる農業用水について、幅広い年代に知っていただくために作成されました。
3匹のこぶたの物語を通じて農業用水に関心を持っていただけたら幸いです。

(関連URL)

2)新技術の紹介

■知的財産情報(18)「放射線計測装置とその装置を用いた放射線計測方法」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。

興味のある方は、「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

【特許番号】特許第6537094号
【登録日】令和1年6月14日(2019.6.14)
【発明の名称】放射線計測装置とその装置を用いた放射線計測方法

 技術移転部 移転推進室交流チーム長 猪井喜代隆

(関連URL)

3)メッセージ

■アグロノミスト採用者長期滞在研修レポート

2019年度から農研機構の新規試験採用若手研究職者は、本人が所属する以外の農研機構内の研究センター・部門において長期滞在研修(6・7月の2ヶ月間)を受講することになりました。私は、農村工学研究部門水域環境ユニットで6月の約1ヶ月間研修を受けました。そのときの研修内容・感想等を報告します。

 中央農業研究センター虫・鳥獣害研究領域 小泉亮子

(関連資料)

4)農村工学研究部門の動き

■情報分析官との令和元年度「第1回技術交流会議」開催(報告)

令和元年6月25日(火)、農林水産省農村振興局から情報分析官6名の訪問を受け、令和元年度「第1回技術交流会議」を開催しました。

 技術移転部教授 江間敏介

(関連資料)

5)研究ウォッチ

■ICOLD (国際大ダム会議)2019・年次例会参加報告-ダムの緊急時対応は?-

2019年6月9日~14日にかけて、国際大ダム会議の第87回年次例会がカナダ連邦のオタワにて開催され、参加する機会を得ました。技術検討委員会「フィルダム委員会」の委員として参加すると共に短期講習会に参加しました。

  施設工学研究領域 施設構造ユニット長 田頭秀和

(関連資料)

■中央アジアにおける現在と将来の水資源管理と環境問題に関する国際会議に参加

キルギス共和国の首都ビシュケク市で2019年6月22~24日に開催された標記国際会議にて「再生水の農業利用」に関する講演を行いました。会議は中央アジア・アメリカン大学と米国国際開発庁による共催で、中央アジアにおける水資源管理や環境に関する議論が活発に行われました。

  水利工学研究領域 水域環境ユニット上級研究員 浜田康治

(関連資料)

6)つれづれなるままに

■とあるおっさんの四方山話 第19回
「出張の時の宿」

とあるおっさんの四方山話では、これまで農村工学研究部門や農村に関することを、つづれなるままに書かせて頂いてきた。今回は少し話題をかえて、出張のときに泊まった宿の事を思い出してみることにする。実はこの記事、文章は昨年書いていたのだが、農村のことを書いた訳でもないのでと思い、ボツにしていた。しかし三月の第15回で、このシリーズについて、「話題の範囲を拡げて続けていこうかと思っています」と、断らせて頂いたので、写真を加えて今回掲載させて 頂きたいと思う。

 とあるおっさん

(関連資料)

7)海外を旅する人へ-海外渡航ベテランからの一言-

■第8回 「カナダ、トロントでの国際会議」

 とあるかかしさん

(関連資料)

8)農村の草花

■とっても大きそうな名前ですが、実際は地べたに伸びる小さな草花 です ~コニシキソウ~

一雨ごとに野辺の草花が青々と繁るようになりました。一見、草などないように見える砂利やアスファルトにもよく見ると割れ目などから地べたを這うように伸びる小さな植物が見られることでしょう。かつてのお相撲さんを連想させるような名のついたコニシキソウもそんな植物の一つですが、アリを巧みに利用していることを知っていましたか。

 水利工学研究領域 水域環境ユニット上級研究員 嶺田拓也

(関連資料)

9)研究者の横顔

■本間 雄亮 (ほんま ゆうすけ)

本間くんは今年2年目(2019年時点)となる施設構造ユニットのルーキーです。同期の私は、短い間にすっかり戦友と言えるほどお世話になっています。

ダムのように心が広く、懐が深い本間くんは、農業用ダムの健全性の評価に関する研究に取り組んでいます。

一度行った飲食店の感想をまめにメモしている彼は、美食だけでなく今後は研究においても成果をたくさんあげてくれることでしょう。

ちなみに、前回の研究者の横顔のクロスワードの答えは「どりょく(努力)」でした。

努力家の本間くんと共に研究業務に邁進していきます。

  (他己紹介)新村麻実

(自己紹介)

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