露地野菜花き育種グループでは、健康機能性成分を高含有する品種の育成を通じた健康への寄与、並びに病害虫抵抗性等品種の育成による農薬の削減と安定供給の実現を目指して、アブラナ科野菜、ネギ、キク等の品種育成を担当します。QTL解析やGWAS解析等により開発したDNAマーカーを利用した効率的選抜により有用育種母本を開発し、民間会社や公設試等との共同研究により実用品種の開発と普及を行います。
具体的には下記のような特性を持つ品種の育成に取り組んでいます。

アブラナ科野菜
- 軽度不調改善効果のある機能性成分の高含有化
- 難防除病害である根こぶ病・黒斑細菌病に対する強度抵抗性
- キャベツの端境期を解消する難抽苔性
ネギ
- 収穫対象である葉に損傷を与えるため商品価値の低下に直結するネギハモグリバエに対する抵抗性
キク
- キク生産において最重要病害の1つである白さび病に対する抵抗性
メンバー
津市安濃
- 吹野 伸子 (ふきの のぶこ) (グループ長)
- 柿崎 智博 (かきざき ともひろ)
- 川崎 光代 (かわさき みつよ)
- 阪本 萌乃佳 (さかもと ほのか)
- 藤戸 聡史 (ふじと さとし)
- 金 咲耶花 (こん さやか)
つくば市藤本
- 山口 博康 (やまぐち ひろやす)(グループ長補佐)
- 岸本 久太郎 (きしもと きゅうたろう)