園芸作物である野菜の産出額は、我が国の農業産出額の約1/4を占めています。消費者ニーズに答えるため、施設栽培には安定的かつ効率的な野菜の生産と供給が求められています。そこで、生育制御グループでは、トマト等の果菜類と、これらの果菜類における多数の品種を対象に、施設内の温度、光、CO2濃度等の環境データおよび作物の生育データを基にした生育・収量シミュレーション技術および計画生産技術の開発を進めてきました。
一方、近年の予想を超える猛暑は施設野菜にとっても大きな問題であり、さらに、施設の冷暖房等に必要な燃料の高騰や、高齢化による生産者の減少など、施設野菜生産の安定性・持続性には多くの課題を抱えています。そのため、猛暑においても過度なコストや栽培労力をかけずに済ませられるような、総合的に様々なコストを最適化するための施設栽培を制御する技術の開発にも取り組んでいます。さらには、これらの日本の優れた栽培技術を国内のみならず、東南アジアに普及・展開するための活動にも取り組んでいます。
生産制御技術
導入されたベトナムの園芸施設
メンバー
- 佐々木 克友 (ささき かつとも) (グループ長)
- 小郷 裕子 (おごう ゆうこ)
- 筧 雄介 (かけい ゆうすけ)
- 前田 和也 (まえだ かずや)
- 堤 ゆたか (つつみ ゆたか)
- 桑原 ハニョン志門 (くわはら はにょんしもん)
- グエン テイ カム (ぐえん てい かむ)
- 菅野 圭一 (かんの けいいち) (兼任)