農業機械研究部門

機械化連携推進部

機械化連携推進部では、新たな農業機械化を推進するための幅広い産学官連携のプラットフォームとして「農業機械技術クラスター」を運営しています。

農業機械技術クラスターは、農業生産現場の諸問題の解決を目的に、民間企業、農業関係団体、研究機関、大学、行政、生産者等、農業機械技術に関する多様な個人・団体の集まりです。生産現場からの機械開発や農作業安全等の要望を吸い上げ、クラスター会員による農業機械の研究開発等を通じ、要望の実現を図ります。その取組は、第三者機関である「農業機械技術検討委員会」に報告し、適正な運営に向けた助言や評価を受けることとしています。また、農作業安全に関する情報の現場への浸透や農業機械の仕様の標準化に関する検討を進めています。
農業機械技術クラスターホームページ

また、令和3年度からは、農機から得られるデータについて、メーカーやシステムの垣根を越えて連携させるオープンAPIの整備を推進するため、農機メーカーやICTベンダー等からなる農機API共通化コンソーシアムを設立して、その事務局を担っています。

農業機械技術クラスターで実用化した成果
野菜用畝立て局所施肥機
令和2年より市販化

部長

太田 孝弘(おおた たかひろ)

所属研究グループ