九州沖縄農業研究センター

技術適用研究チーム

日本国内のタマネギ生産は、一般的に移植栽培体系で行われています。育苗期間が2ヵ月程度、栽植密度は28,000本/10a程度と育苗期間が長く育苗本数も多いため、育苗と移植にかかわる施設や機械などに多くの費用が必要です。また、輸入される生鮮野菜の中で、タマネギはもっとも輸入量が多く、そのほとんどが加工業務用に使用されています。日本のタマネギ生産の維持・拡大のためには、生産コストと労働時間の削減が必要です。そのために、本研究チームでは、育苗を必要としない直播栽培の安定化に向けて、農研機構で開発された「溝底播種技術」と「リン酸直下施肥技術」を使ったタマネギ播種機を開発し、普及を進めています。また、近年の乾燥や大雨などの異常気象によって生産が不安定になっており、安定栽培を目指して対策技術の開発も進めています。さらに、タマネギ直播機を使ったキャベツやブロッコリーの直播栽培技術の開発と普及にも取り組んでいます。

タマネギ直播機
キャベツの直播栽培

メンバー