農村工学研究部門

資源利用研究領域

地球温暖化の影響と考えられる異常気象が世界各地で発生しています。温暖化抑止策の一つとして、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素の量を等しくする「カーボンニュートラル」に向けた脱炭素社会への転換が、世界的に求められています。日本でも、2020年10月「2050年カーボンニュートラル」を宣言しており、農業分野でも2050年までの目標として、ゼロエミッション達成(温室効果ガス削減に向けた技術革新)、化学農薬・肥料の使用削減などが掲げられています。
このような中、資源利用研究領域は、農村のエネルギーや社会資本等の地域資源の評価・利用・保全管理についての研究を行っており、特に農業生産活動に伴う温暖化緩和技術について、その効果を最大限に発揮するための手法・技術を開発することに注力しています。

領域長

遠藤 和子(えんどう かずこ)

所属研究グループ