農業機械の高度化が進む中で、人と機械が同じ作業空間で協働することを前提とした新たな安全技術の確立を目指し、協調安全の考え方に基づく研究開発に取り組んでいます。特に、機械の運転者だけでなく補助作業者や周囲環境を含めて作業全体を捉え、安全性と作業性を両立させる仕組みの構築を行っています。大型収穫機を対象に、機体周辺の状況を把握し危険の兆候を運転者に分かりやすく伝える支援技術について、試作と検証を進めます。これらの取り組みを通じて、重大事故の発生を抑止する実効性の高い安全システムの社会実装を加速し、スマート農業時代にふさわしい安全な作業環境の実現に貢献します。