九州・沖縄地域は温暖で、全国的にもシェアの高いイチゴ、アスパラガス等の施設野菜が多く生産され、イチゴでは輸出が急増しています。一方で、いずれも手のかかる作物であり、担い手不足や温暖化の影響で生産は不安定化しており、安定生産そして持続可能な施設生産の実現が求められています。
そこで、施設野菜グループでは、
- イチゴの収穫可能期間を延伸し高収益が期待できる品種や輸送適性の優れた品種の育成
- イチゴの局所CO2施用システム等スマート環境制御による燃油削減と多収生産技術の開発
- アスパラガスの茎枯病抵抗性品種の育成とその利用による新作型開発
- 人工光型植物工場における九州・沖縄特産野菜のスプラウト化や生分解性培地利用技術の開発
等に取り組み、施設野菜の安定生産と輸出拡大に貢献します。

下左:ポジトロンイメージングによるイチゴ果実への光合成産物転流、下右:人工光型植物工場
メンバー
久留米
- 渡辺 慎一(わたなべ しんいち)
- 壇 和弘(だん かずひろ)
- 光藤 雄一(みつどう ゆういち)
- 松尾 健太郎(まつお けんたろう)
- 小野 信太朗(おの しんたろう)
- 中井 勇介(なかい ゆうすけ)
- 日高 功太(ひだか こうた)
- 藤田 敏郎(ふじた としろう)
- 守行 正悟(もりゆき しょうご)
- 三角 将洋(みすみ まさひろ)
- 今村 仁(いまむら ひとし)