食品研究部門
研究成果展示会

農研機構食品研究成果展示会では、食品産業の発展と研究連携のさらなる深化を目指し、農研機構が取り組む最新の食品関連研究成果を、講演会およびポスター発表を通じてご紹介いたします。
本年度は、食品分野の未来を切り拓く研究成果を発信するとともに、研究の背景から応用可能性までをわかりやすくお伝えします。公開講演会は、会場での対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施し、場所を問わずご参加いただけます。ポスター展示では研究者との直接対話を重視し、研究内容への理解を深めていただくとともに、新たな連携の契機となる場を提供いたします。食品分野における課題解決と価値創出に向けた知見を共有する機会として、皆様のご参加・ご来場を心よりお待ちしております。
開催概要
| 日時 |
2026年11月6日(金)10:00~16:00 |
| 会場 |
つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3) |
| 参加費 | 無料 |
| 参加登録 | 不要(公開講演会をオンライン聴講する方のみ必要) |
| 主催 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 |
| 問い合わせ先 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
来場の際の注意事項
・会場へのアクセスについては、つくば国際会議場の案内をご参照ください。
・体調に不安のある方は、無理に来場されないようお願いいたします。
(1)第44回公開講演会(10:00~12:00)
第44回公開講演会は、会場での対面開催とオンライン配信によるハイブリッド開催を予定しております。オンラインで参加される場合のみ、2026年10月23日(金)までに参加登録をお願いいたします。
オンライン参加登録はこちら![]()
※登録時に自動応答メールは配信されません。登録後、1週間以内に事務局から登録完了のお知らせをお送りいたします。1週間を経過しても完了連絡がない場合には事務局までお知らせください。
【プログラム】
| 1.農研機構におけるフードテック最前線 ―日本の強みを活かしたイノベーションに向けて ―(10:00~11:00) |
|
| 日本独自の発酵・微生物利用技術や農産資源を活かした新たな素材・製品開発など農研機構が推進する多様なフードテック研究を紹介します。 | |
| 10:00~10:15 |
「食品副産物を未来のタンパク質へ 真野 潤一(微生物・素材研究領域) |
| 10:15~10:30 |
「農研機構独自の乳酸菌コレクションの特徴と活用」 冨田 理(微生物・素材研究領域) |
| 10:30~10:45 |
【共同研究グッドプラクティス】 金泥 秀紀(七王工業株式会社) |
| 10:45~11:00 |
【共同研究グッドプラクティス】 小林 宏規(小林生麺株式会社) |
| 2.見えない価値を"測る・伝える・可視化する ― 食の機能・おいしさ・品質を科学で捉える ―(11:00~12:00) |
|
| 食の価値を科学的に解析し、従来は主観的であったおいしさや品質をデータとして定量化し "測定・評価・可視化" する技術を紹介します。 | |
| 11:00~11:15 | 「食解析システム:食の可視化と最適食材提案で食の行動変容を促す」 木元 広実(健康機能研究領域) |
| 11:15~11:30 | 「青果物のおいしさを測るー味や風味の数値化・可視化ー」 大須賀 玲(品質研究領域) |
| 11:30~11:45 | 「食品の品質を分子レベルで考える」 氏原 ともみ(品質研究領域) |
| 11:45~12:00 | 「品質は収穫後も変化する ― 青果物の未来を予測し、制御する ―」
中村 宣貴(品質研究領域) |
※タイトルや講演者には変更の可能性があります。
(2)第24回研究成果ポスター展示(10:00~16:00)
公開講演会のテーマである「フードテック」「品質評価」の2つの成果発表を中心として、「加工・流通」、「安全・信頼」、「健康機能・おいしさ」、「微生物・素材」の4つを加えた6つのカテゴリーで約80件のポスター展示を行います。また、都道府県の試験研究機関による研究成果約12件も併せて展示します。13:00~16:00の時間帯は、研究者本人が開発した技術等について対面で説明するポスターセッションを実施します。
都道府県の試験研究機関による研究成果については10月中旬に公表予定です。
※掲載内容は必要に応じて随時更新・修正いたします。
ポスタータイトル一覧
下記の分野をクリックすると、当ページ内の各分野欄が表示されます。
フードテック
| タイトル | 担当研究者 | ポスター | |
|---|---|---|---|
| 1 | 植物由来素材C-AGでオイルをゲル化 | 岩浦里愛 | |
| 2 | 新規オイルゲル化剤、乳化安定剤、コラーゲン産生促進剤 | 今場司朗 | |
| 3 | 麹菌マイコプロテインの開発 | 真野潤一 | |
| 4 | オメガ3脂肪酸を高生産する麹菌の作出と評価 | 菊田浩希 | |
| 5 | 液滴径の組み合わせによるゲル物性設計 | 梅田拓洋 | |
| 6 | 蛋白質を高圧加工でゲル化! | 山本和貴 | |
| 7 | 食用コオロギの部位別栄養成分 | 向峯遼 | |
| 8 | 水中短波帯加圧加熱を用いた大豆ペーストの殺菌 | 長屋美玖 | |
| 9 | 微細米粉を活用したフライ用途の加工制御 | 岡留博司 | |
| 10 | 米デンプン老化に関わる遺伝要因解析 | 荒木悦子 | |
| 11 | 湯戻し時間が短い米粉即席麺 | 梅本貴之 | |
| 12 | 介護食向け粥ゼリーのための米粉ブレンド | 芦田かなえ | |
| 13 | グルテンフリー食品の開発 | 矢野裕之 |
品質評価
| タイトル | 担当研究者 | ポスター | |
|---|---|---|---|
| 14 | 革新的分光分析法による簡便・迅速な品質推定 | 石川千秋 | |
| 15 | スペクトルによる品質予測、もう迷わない。 | 蔦瑞樹 | |
| 16 | 時間変化から読み解く近赤外スペクトル | 瀬角美穂 | |
| 17 | 蛍光指紋分光法を用いたコマツナの鮮度の非破壊評価 | 李心悦 | |
| 18 | 量子化学計算で食品の品質を予測する | 林宣之 | |
| 19 | 水中での分子間相互作用を可視化する | 氏原ともみ | |
| 20 | 農産物・食品画像向け画像処理アプリの開発 | 源川拓磨 | |
| 21 | モモの果皮色を数値化 | 竹本良嬉 | |
| 22 | 軟化するモモに対応する損傷特性予測 | 中村宣貴 | |
| 23 | モモの落下損傷部位の褐変評価 | 松元咲樹 | |
| 24 | モモ官能評価用語体系の構築と評価法への展開 | 早川文代 | |
| 25 | モモ果実における風味変動の可視化 | 大須賀玲 | |
| 26 | 個人差を加味したイチゴの嗜好性評価 | 中野優子 | |
| 27 | 米の炊き増えの要因解析 | 髙橋このみ | |
| 28 | 精米工場の害虫モニタリング | 宮ノ下明大 | |
| 29 | 穀物貯蔵施設におけるコクゾウムシの捕獲数の推移 | 今村太郎 |
加工・流通
| タイトル | 担当研究者 | ポスター | |
|---|---|---|---|
| 30 | 緩衝包材プレウェッティングによる真空予冷 | 古閑亜里沙 | |
| 31 | イチゴ等の輸出促進に向けた流通技術研究と技術情報のシェア促進 | 渡邊高志 | |
| 32 | トマトのゲノム編集変異を多様化する | 伊藤康博 | |
| 33 | 牧草種子から新たな澱粉資源 | 松木順子 | |
| 34 | ジャガイモ品種の個性をペーストで探る | 佐々木朋子 | |
| 35 | ホウ素施肥による冷凍ブロッコリーの軟化抑制効果の検討 | 西田菜美子 | |
| 36 | 過熱水蒸気ブランチングによる冷凍ブロッコリーの品質向上 | 安藤泰雅 | |
| 37 | 3Dフードプリンターの成形適否予測 | 鎌田樹 |
安全・信頼
| タイトル | 担当研究者 | ポスター | |
|---|---|---|---|
| 38 | 信頼性の高い方法による食品の無機元素分析 | 進藤久美子 | |
| 39 | 説明変数の選択方法 | 伊藤秀和 | |
| 40 | 新しい遺伝子組換えダイズの検査法を開発 | 松本実香 | |
| 41 | アレルゲンを含むフルーツの遺伝子検査法開発 | 高畠令王奈 | |
| 42 | 温度逸脱によって食中毒菌の挙動はどう変わる? | Fia Noviyanti | |
| 43 | 見えない衛生リスクを迅速検査で「見える化」 | 川崎晋 | |
| 44 | 中小企業の食品安全マネジメントシステム外部認証取得を支援するアプリ | 稲津康弘 | |
| 45 | 農業環境から農産物へのPFAS移行性 | 細谷幸恵 | |
| 46 | 圃場土壌からの麦類赤かび病菌の検出 | 久城真代 | |
| 47 | 澱粉由来糖類でカビの増殖を抑制 | 鈴木忠宏 | |
| 48 | 農産物における薬剤耐性菌 | 木嶋伸行 |
健康機能・おいしさ
| タイトル | 担当研究者 | ポスター | |
|---|---|---|---|
| 49 | 迅速順相HPLC法による食品中プロシアニジン類の分析 | 庄司俊彦 | |
| 50 | 施設栽培パプリカのGABA含量の変動 | 王政 | |
| 51 | β-グルカン・フルクタン・GABAを高含有する大麦系統の開発 | 清水浩晶 | |
| 52 | しいたけ継続摂取に対する免疫応答の個人差 | 荒木理沙 | |
| 53 | 抗糖化能を持つ食品の探索 | 小堀俊郎 | |
| 54 | 腸内環境維持における非栄養成分の役割 | 後藤真生 | |
| 55 | 食品が有する免疫調節機能の作用機序解明 | 若木学 | |
| 56 | 連続型ヒト胃消化シミュレーター | 小林功 | |
| 57 | 脂溶性機能成分の消化・腸管吸収性の評価 | 小竹英一 | |
| 58 | タンパク質の凝集を抑える乳酸菌代謝産物 | 高山喜晴 | |
| 59 | 機能性表示食品届出用研究レビューの公開 | 一法師克成 | |
| 60 | 「軽度不調」と血中メタボロームの関係の解析 | 二見崇史 | |
| 61 | 筋特性を総合評価するスコアの開発 | 金美珍 | |
| 62 | 心や身体の不調は食体験を変化させる | 望月寛子 | |
| 63 | 香り物質であるトランス-2-ヘキセナールの甘味の特性評価 | 堀江芙由美 | |
| 64 | 喫食後の「癒しと回復感」を支える風味の立ち上がりとキレ | 亀井誠生 | |
| 65 | 機能性乳酸菌でアップサイクル | 木元広実 | |
| 66 | 機能性成分含量DBの作成と食提案への活用 | 河合崇行 | |
| 67 | 豊かな食解析システムの利活用 | 山本(前田)万里 | |
微生物・素材
| タイトル | 担当研究者 | ポスター | 68 | 腸内細菌Akkermansia muciniphilaのGABA生産を胆汁酸が制御 | 萩達朗 |
|---|---|---|---|
| 69 | 3-ヒドロキシ-3-メチルグルタル酸を生産する麹菌 | 鈴木聡 | |
| 70 | 光照射による米麹リパーゼ制御の可能性 | 中村仁勇 | |
| 71 | 植物由来ヨーグルト様製品の品質向上 | 付惟 | |
| 72 | 代謝産物データによるNARO乳酸菌の選抜支援 | 冨田理 | |
| 73 | ご当地乳酸菌で国産チーズ振興 | 小林美穂 | |
| 74 | 国産のチーズ用メインスターター候補株を開発 | 林田空 | |
| 75 | 乳酸菌発酵の促進技術 | 野村将 | |
| 76 | 納豆の品質を安定化する納豆菌株の育種 | 林なつみ | |
| 77 | こるまめ(乾燥納豆)向け納豆菌スターターを利用した製造プロセスの改善と商品開発 | 稲岡隆史 | |
| 78 | 稲わらを低炭素資源へ変える前処理技術 | 山岸賢治 |