Answer1
平成24年度の食品安全モニターの結果では、約5割の方が『食料自給率向上、食料供給力強化』や『食料供給コストの縮減』に遺伝子組換え技術が有効活用できると考えています。
Answer2
北海道庁が平成24年に行ったアンケート調査では、約7割の方が遺伝子組換え農作物に対して『不安である』、『どちらかといえば不安である』と回答するなど、遺伝子組換え技術や遺伝子組換え農作物の持つ可能性については、期待されている一方で、不安感を抱いている方もいるという結果が出ています。
Answer3
ゲノムには、タンパク質を決めている遺伝子以外の部分も色々あります。代表的なものは次の5つです。
- 国内で流通する遺伝子組換え農作物については、関係府省が国際的なルールや法律に基づき食品としての安全性や環境に対する安全性を確認していることを『知っていた』という回答が 4割以下にとどまっていること、
- 遺伝子組換えに関する行政機関からの情報提供に『満足している』、『どちらかといえば満足している』という回答がわずか5%であること、
など、正確な情報を得る機会が不十分であったことが一因であると考えています。このため、様々なコミュニケーション活動を通して、遺伝子組換え技術について正しい情報提供を進める必要があると考えています。