本グループでは、水稲―大豆の有機水田輪作を対象に、土づくりや抑草につながる緑肥栽培や自動操舵システムなどのスマート農業技術を導入し、除草剤を使用する一般栽培並の労働時間と収量性を実現する栽培技術体系の提示を目指します。有機水稲作では、ドローン等を用いて畑状態の田に種を播く乾田直播に緑肥リビングマルチを導入した省力的な栽培体系や、両正条移植にタテ・ヨコ二方向の直交機械除草を導入して機械除草効果を高める技術を開発します。有機大豆作では、緑肥導入を核として両正条栽培に直交機械除草した栽培体系や、高精度播種機の導入、狭畦密植による栽培体系を開発します。また、衛星画像等を活用して大豆や緑肥の湿害を評価し、圃場の湿害状態に応じて最適な排水対策を選べる技術を開発します。本グループでは、これら技術により、有機水田輪作体系における省力安定生産を実現します。