国産大豆は、豆腐、納豆、味噌、煮豆などの加工食品の原料として使用されます。東北地域は、作付面積が全国の約4分の1を占め、国産大豆の主産地になっています。しかし、単収は全国平均に及ばず停滞しているために、生産者や実需者から品種改良と栽培技術の向上による安定生産が強く求められています。
大仙研究拠点の刈和野地区に所在している本グループでは、1953年から大豆育種が開始され、現在普及している「リュウホウ」、「おおすず」、「里のほほえみ」などのほか、近年ではシストセンチュウ抵抗性を高めた「リョウユウ」、収量性を高めた「そらひびき」など、これまでに39品種を育成してきました。そして現在も東北地域や北陸地域などの寒冷地における良質な食品用大豆の安定生産を実現するために、多収で病虫害抵抗性の向上した品種に加え、近年の夏季の高温にも適応する新たな品種の育成に取り組んでいます。
(品種は「そらひびき」)
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