昆虫産業利用研究領域では、昆虫の多様かつ特異的な機能に着目し、先端的な解析技術や情報科学を活用してその本質を解明するとともに、得られた知見を基盤とした昆虫産業の創出や、革新的な害虫制御技術への展開を目指した研究を推進しています。
世界的なタンパク質需要の増大を背景に、水産用飼料をはじめとする持続可能なタンパク質資源として昆虫が注目されています。本研究領域では、昆虫を新たな生物資源として活用するための基盤技術の確立と高度化に取り組んでいます。また、昆虫の生理機能や行動、生物間相互作用の解明を通じて、害虫および有用昆虫それぞれの特性を活かした、環境と調和する害虫制御技術の創出を進めています。
これらの研究開発を通じて、環境負荷の低減や資源循環の促進、将来にわたる安定的な食料供給を支える生産基盤の強化を図り、「みどりの食料システム戦略」の実現ならびに食料安全保障の確保に貢献していきます。
