鵲豆、天竺豆
英名: hyacinth-bean
科名: マメ科
学名: Lablab purpureus (L.) Sweet
種類: 豆類(食用、飼料)
起源
- インド、東南アジアあるいはアフリカとみられている。わが国には17世紀に伝 わったとされる。
作物的特徴
- 熱帯では多年生で、ブラジルでは1年生あるいは2年生として栽培されている 。変異に富み、通常はつる性で2~3mであるが、矮性のものもある。花色は紫、 ピンクあるいは白である。種子は黒色で、白花の変種には白色種子もある。平均18 ~30°Cの気候下で繁茂し、日長反応性は強いが改良品種もある。根系が深いた め耐乾性は極めて強い。
用途
- 熱帯および亜熱帯では、若莢はスナップ豆として食べる。生鮮種子には青酸を 含むので十分に加熱する必要がある。茎葉の繁茂量が多いので飼料、緑肥として 用いられ、トウモロコシ、シコクビエ等と混作されることもある。アメリカでは 鑑賞用に栽培される。
生産地
- アフリカ、インド、ブラジル、オ-ストラリア等。