作物研究部門

畑作物品質制御共同実験棟(オープンラボ)

畑作物品質制御共同実験棟 実験棟内部

作物研究部門では、産学官連携で品質評価と品質制御技術の開発を行う研究施設として畑作物品質制御共同実験棟(オープンラボ)を開設しています。このオープンラボには、小麦を中心とした穀類の成分分析、1次加工特性(製粉性)、2次加工特性(製めん性・製パン性)等の品質評価に関する研究を行うための施設・機器類を整備しています。大学、公立試験研究機関、民間企業の方々と協力して、高品質な畑作物品種の育成や品質制御技術の開発を行います。

機械類

機械類説明
ビューラー製粉機(フィーダー付き) 数kg程度の試料の製粉を行います。
ブラベンダー製粉機(フィーダー付き) 数百g程度の少量の製粉を行います。
フォリングナンバー 穂発芽などが起こっていないか、穀粒の健全性を確認します。
アミログラフ 小麦粉や澱粉の糊化特性を測定します。
ファリノグラフ 小麦粉のドウの特性を測定します。
エキステンソグラフ 製パンに関係する小麦粉の特性を測定します。
マッフル炉 小麦粉の灰分等を測定するときに用います。
色彩色差計 小麦粉や麺帯の色を測定します。
粒度分布測定器 粉体の粒度分布を測定します。
オートアナライザー アミロース含量等を測定します。
製めん機 うどんの食味試験を行うときに使用します。
テクスチャーアナライザー うどんやパンの硬さ等を測定します。
ミキソグラフ 少量の試料で小麦粉のドウの特性を測定します。
ドウグラフ 製パン時の生地の混練特性を測定します。
マイクロビスコグラフ 少量の試料で小麦粉の糊化特性を測定します。
製パンシステム 製パン試験を行うときに使用します。

施設のご利用にあたっては、 開放型研究施設利用要領【Word:17KB】様式【Word:18KB】をご確認下さい。