英名:
cassava、manioc
科名:
トウダイグサ科
学名:
Manihot esculenta
Crantz
種類:
糖料(デンプン、食用、飼料)
- 原産地はブラジル北西部とメキシコ西部で、アフリカには16世紀、アジアには19 世紀に拡がった。
- 多年生潅木で、高さ1.5~3mに達し、茎は木質で太く、多数の枝を生じよく繁 茂する。挿木で繁殖する。痩地、酸性土壌、乾燥に強く、栽培しやすいが、連作 すると地力の減退がいちじるしい。塊根は貯蔵が難しく、青酸を含むものもある 。生育期間が長く、低温に弱いため日本では栽培されない。
- 塊根を食用、飼料用(チップ等)、でん粉原料用に使用する。塊根に青酸を含 む品種もあり、その場合は水洗いにより無毒化する。またでん粉はタピオカと称 し、東南アジアよりヨ-ロッパ等に多量に輸出されている。
- 世界の総生産量は約1.6億トンで、ナイジェリア、ブラジル、コンゴ、タイ等 が主産地である。