里芋
英名: taro、cocoyam
科名: サトイモ科
学名: Colocasia esculenta (L.) Schott
種類: 根菜(食用)
起源
- 原産地は熱帯アジアで、わが国へは有史以前に伝わり、万葉集にも記載されて いる古い作物である。
作物的特徴
- 栄養繁殖作物で種イモ(塊茎)を植えて栽培する。種イモから発生する主茎( 親芋)とそれに生じる肥大分枝(子芋)を形成するが。親芋を利用する品種(2 倍体)と子芋を利用する品種(3倍体)がある。高温・多湿に適し、土壌の適応 性は比較的広い。耐湿性は強いが、乾燥には弱く、連作を嫌う。
用途
- 塊茎を食用とし、葉柄も野菜として利用される。
生産地
- 世界の総生産量は約660万トンで、ナイジェリア、ガ-ナ、中国で生産が多い 。日本では約25万トン生産され、千葉、宮崎、鹿児島県等が主産地である。