新年度が始まりました。見本園の大麦10品種のうち7品種で穂が出ました。また、小麦も穂が出始めました。
きょうは、前回3月30日に既に穂の全体が見えていた大麦「ニューサチホゴールデン」と「はるか二条」以外の品種の穂をご紹介します(写真は「ビューファイバー」)。
はじめに、前回穂が出かかっていた大麦3品種から。機能性成分β-グルカンが豊富な二条裸麦の品種「ビューファイバー」です。
もち性の二条皮麦「くすもち二条」です。大麦は穂につく実の列数によって六条と二条に分類され、また、殻が実から離れにくい皮麦と離れやすい裸麦に分類されます。
もち性の二条裸麦「キラリモチ」です。
続いて新たに穂が出た大麦2品種をご紹介します。麦茶用の六条皮麦「カシマゴール」です。
主に味噌用に使われる六条裸麦「ハルヒメボシ」です。
「ハルヒメボシ」の花が咲いて、おしべが見えています。
こちらは、小麦で一番早く穂が出た「せときらら」。多収のパン用品種です。
小麦の二番手は穂が出かかっている「ミナミノカオリ」。主に九州で栽培されているパン用品種です。