日本の農業は、生産者の高齢化による人材不足、地球温暖化にともなう業務負担の増大と生産性の低下など、さまざまな問題に直面しています。本グループは、農作業のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を通して、加工業務用タマネギの生産量拡大と安定供給に貢献します。栽培経験の少ない生産者の技術向上をサポートする東北タマネギ栽培情報提供システムの充実に加え、地域や作型に応じた最適な品種や栽培管理方法、収益を最大化する栽培技術を選択する機能等を兼ね備えた「生産管理DXシステム」の開発により、多様な栽培条件に応じた最適なタマネギ栽培計画の作成を支援します。あわせて、未来の地球環境保全に配慮した持続可能な施肥や病害虫防除を目指し、温室効果ガス削減に貢献する新規施肥技術、病害発生のセンシングとリスク予測技術、化学合成農薬の使用を低減する病害防除技術の開発に取り組みます。これらの技術開発を通して、消費者ニーズに対応した供給や農作業の効率化、環境負荷の低減を実現します。