ポイント
- キャベツ等大規模露地野菜作について、施肥量を30~50%削減可能な「4条用うね内部分施用機」を開発しました。
- この農機の展示実演会を、7月6日(金)に、北海道鹿追町の現地で実施します。
概要
日頃より、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の業務ならびに活動へのご理解と報道面からのご支援をいただき有り難うございます。
農研機構・中央農業総合研究センターでは、大規模露地野菜生産者向けの「4条用うね内部分施用機」を開発しました。
この機械は、これまで農研機構で開発してきた「うね内部分施用技術」を利用し、大規模露地野菜生産者向けに大型化したものです。野菜苗を移植するためのうねを立てる際に、肥料等資材をうね全体ではなくうね中央部にのみ混合して施用できるので、資材施用量を30~50%削減でき、省力、低コスト、環境負荷低減が実現できます。また、本機は井関農機(株)から平成24年6月より販売が開始されました。
そこで、来る7月6日に大規模な露地野菜の生産地である北海道河東郡鹿追町のJA鹿追町の御協力のもと、現地において本機の展示実演会を実施します。
つきましては、展示実演会当日に取材いただき、紙面、番組等で研究内容をご紹介いただければ幸いです。
日時
平成24年7月6日(金曜日) 13時30分~15時30分
集合場所
北海道河東郡鹿追町 JA鹿追町育苗センター 〒081-0202 北海道河東郡鹿追町北町4丁目1 - 1 現地への公共交通機関は不便です。現場へは自動車でお越し下さい。
研究担当者
農研機構 中央農業総合研究センター 作業技術研究領域 上席研究員 屋代 幹雄