プレスリリース
(お知らせ) 特集「発酵」- 農研機構技報 -

情報公開日:2025年11月10日 (月曜日)

ポイント

  • 「発酵」を特集した農研機構技報 第18号を刊行しました。
  • 農研機構では、微生物の力を活用した発酵技術の研究を通じて、食品の品質・機能性の向上、地域資源の有効活用、環境負荷の低減など、食品産業の発展や社会課題の解決を目指しています。
  • 微生物の力を活かした新たな食や産業の創出のため乳酸菌、麹菌、澱粉構造、副産物のアップサイクルなど、多様な切り口から発酵研究の最前線を紹介します。

概要

農研機構は、開発した研究成果を産業界、農業界、大学、マスコミなどの皆さまに発信し、新しい連携の開拓や成果の実用化を加速させるために「農研機構技報」(英名「NARO Technical Report」)を刊行しています。第18号特集では、微生物の力を活用した発酵技術の研究の取り組みを紹介していますので、ぜひご覧ください。

もくじ(No.18)
特集「発酵」
  • 特集によせて
  • ①農研機構の乳酸菌コレクションと多様性 -NARO乳酸菌の発酵代謝物をDB化-
  • ②非スターター乳酸菌を利用したチーズ熟成の促進
  • ③農業・食品副産物のアップサイクルに向けた生物変換プロセス開発
  • ④日本の伝統食品"麹"を応用したタンパク質増産技術の開発
  • ⑤麹菌を活用した国産チーズの開発 -風味・成分の特徴と輸入チーズとの差別化-
  • ⑥発酵微生物の代謝とその機能
  • ⑦澱粉系食品の消化性に影響を及ぼす澱粉構造と物性
トピックス1 ご当地乳酸菌 Jチーズスターター
トピックス2 企業連携のためのNARO乳酸菌コレクション
温故知新

本技報は冊子のほかに、農研機構のホームページから電子ブックなどでご覧いただけます。

問い合わせ先
農研機構本部広報部 広報戦略室
室長鈴木 啓太郎