野菜花き研究部門

ウリ科・イチゴユニット

図 黄化えそ病抵抗性品種を育成中 左:抵抗性母本「きゅうり中間母本農7号」、右:罹病性品種

重要なウリ科野菜であるキュウリ・メロンでは、安定生産を阻害する大きな要因となるウイルス病、糸状菌病について効率的に抵抗性育種を進めることができるDNA選抜マーカーを開発し、キュウリ黄化えそ病抵抗性品種、メロン退緑黄化病抵抗性中間母本を育成します。また、受粉作業が不要な単為結果性を有するメロンの中間母本を育成します。
イチゴでは、安定・多収生産実現のため、植物工場での栽培に適した品種の育成、および高い果実品質を誇る国産イチゴの輸出拡大を可能とする輸送性を高めた品種の育成が期待されています。そこで、これらの品種を育成するために、優れたイチゴ育種母本を開発します。


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