品種詳細
とよむすめ
そば「とよむすめ」は草丈が高く、主茎節数が多く、分枝数・1株花房数は中で、直立分枝伸長型の草型を持ち、生態型は中間型である。多収でルチン含量がやや高い特性をもつ。
主要特性
「とよむすめ」は「葛生在来」を育種素材として育成した。平成6年に1000個体から栽培特性、種子量、種子の形態から24個体を選抜し、平成7年に各個体の由来の24系統から12系統を、平成8年にルチン含量で7系統を選抜し、平成8年度に生産力試験で1系統を選抜して育成した系統である。
- 子実重、千粒重、容積重とも信濃1号より多い。
- 製粉歩留は「信濃1号」と同程度で、ルチン含量はやや高い。
- 生態型は中間型で草型は直立短枝型である。
- 開花期は「信濃1号」に比べてやや遅く、成熟期は6日遅い。
- 草丈、主茎長は「信濃1号」に比べ20cm長く、主茎節数がやや多く、分枝数は同程度 である。1株花房数はやや多い。
- 親品種である「葛生在来」とはルチン含量が高く、千粒重が大きいことで区別できる。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
---|---|---|---|
15928 (2003年8月11日) |
2004年2月 3日 | 15650 (2007年10月22日) |
25年 (満了日:2032年10月22日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||