品種詳細

きぬむすめ

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「日本晴」熟期の早生極良食味品種

「日本晴」よりやや晩生で、収量性や品質など他の形質のバランスが良く安定しており、栽培適地の広いのが特長です。食味も,コシヒカリと同等以上の特性を示します。現在、島根県をはじめとする近畿、中国地域等の7府県で奨励品種に採用され作付が拡大中です。

主要特性

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  • 「きぬむすめ」は「日本晴」より2日程度、コシヒカリより1週間程度晩生(おくて)で、特性のバランスが良く栽培しやすいのが特長です。
  • ご飯の食味、特に白さとツヤに優れ、その食味はコシヒカリと同等か、栽培地域によっては上回るほどおいしいお米です。
  • 玄米の外観品質も安定して良好で、近畿中国四国地域の連絡試験で、コシヒカリ、ヒノヒカリを上回る品質、収量性を示しました。
  • 島根県で4000ha以上がが作付けされ、さらに大阪府,和歌山県、鳥取県、兵庫県、山口県、静岡県でも奨励品種として普及が進んでいます。24年度の栽培面積は全国で約10,000haと推定されます。kinu3

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
18661
(2005年8月11日)
2006年3月 7日 16609
(2008年3月17日)
25年
(満了日:2033年3月17日)
交配組み合わせ 旧系統名
キヌヒカリ/愛知92号(祭り晴) 西海232号