品種詳細

つきあかり

主要特性

1.育成地(新潟県上越市)での出穂期は「コシヒカリ」よりも1週間早く、「あきたこまち」とほぼ同じである。成熟期も「あきたこまち」とほぼ同じで、「コシヒカリ」より2週間早い。

2.穂数は「あきたこまち」よりも少ないが、穂長は長く、草型は「偏穂重型」である。稈長は「あきたこまち」よりも短く、葉色は「あきたこまち」よりもやや濃い。 3.耐倒伏性はやや強く、育成地での玄米収量は「あきたこまち」に比べて標肥栽培で9%程度、多肥栽培で8%程度多収である。千粒重は「あきたこまち」よりも2g程度大きくなる。

4.玄米外観品質 は「コシヒカリ」よりも優れるが、「あきたこまち」と同等かやや劣る。高温登熟はやや強であるが、腹白が出る場合がある。

5.食味は「コシヒカリ」と同等以上であり、炊飯後4時間保温した場合でも「コシヒカリ」と同等以上の評価である。

栽培適地

「あきたこまち」の栽培が可能な東北中南部、北陸、関東以西である。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
31061
(2016年4月20日)
2016年7月27日 27809
(2020年2月21日)
25年
(満了日:2045年2月21日)
交配組み合わせ 旧系統名
かばしこ/北陸200号//北陸208号 北陸255号