品種詳細
あきみやび
ダイズ「あきみやび」は東北地域における成熟期が中生でダイズモザイクウイルスと倒伏に強い系統であり、子実は白目大粒で豆腐などの加工に適する。
主要特性
- 「あきみやび」は、1998年、早生の「フクシロメ」を母、大粒でダイズモザイクウイルス抵抗性強の「刈系623号」を父とした人工交配から育成された品種である。
- 東北地域における成熟期は育成地の「スズカリ」および採用予定の宮城県の「タンレイ」とほぼ同じ“中生”で、収量も同等である。
- 倒伏・青立程度、最下着莢位置、裂莢性から見た機械化適性は、「スズカリ」および「タンレイ」と同等~やや優れる。
- ダイズモザイクウイルスに対する抵抗性は「スズカリ」および「タンレイ」より強い。
- 子実は白目で「スズカリ」および「タンレイ」より大きい“大粒の小”で、蛋白質含量は「タチナガハ」より高く、豆腐などの加工に適する。
栽培適地
東北地域中南部
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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28281 (2013年6月11日) |
2013年10月 8日 | 24103 (2015年3月20日) |
25年 (満了日:2040年3月20日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
フクシロメ × 刈系623号 | 東北164号 |