品種詳細
豊雪姫
一季成り性のイチゴ品種「豊雪姫」は寒高冷地の無加温半促成栽培 (低温カット栽培) および露地栽培に適しており、多収性で商品果率が高い。炭疽病に対して中程度から高い抵抗性、うどんこ病に中程度の抵抗性を有する。
主要特性
- 「豊雪姫 (とよゆきひめ) 」は、2005年に盛岡32号 (「北の輝」×「Chandler」) に「カレンベリー」を交雑した実生集団から選抜した一季成り性品種である。「北の輝」と比較すると、大果で果数が多く多収で商品果率が高く、寒高冷地の無加温半促成栽培 (低温カット栽培) および露地栽培に適する。
- 果形は円錐で果皮色は赤であり、揃いに優れる。そう果の浮きや果実の割れ、空洞は少なく、果色の黒変は見られない。「北の輝」よりBrix.はやや低く、酸度はやや高く、食味はやや優れる。
- 炭疽病に対しては、発病度と枯死株率が「宝交早生」と同程度であり、中から高い抵抗性、うどんこ病に対しては「とよのか」より発病度が低く、中程度の抵抗性である。
果実と草姿

出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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27084 (2012年6月 1日) |
2012年9月12日 | 23753 (2014年11月18日) |
25年 (満了日:2039年11月18日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
盛岡32号 × カレンベリー | イチゴ盛岡35号 |