品種詳細
豊平2号
「ストライプペポ」の花粉親(または種子親)として利用する種子に殻が無い固定系統。
主要特性
- 雌花および雄花の開花時期は「福種」より早い。着果節位は13~21節程度で、「福種」に比べて低節位、株元付近で結実する。
- 主枝(蔓)の伸長は生育初期から15節前後までは節間がつまり短節間性の草姿を示す。しかし、生育中期以降から徐々に主枝は伸長して普通草姿となる。側枝の発生は6本程度と、普通草姿の「福種」よりも少ない。
- 果実は球形で、橙色の果皮でひだが浅く光沢がある。果重は約3kgである。果肉は海綿質・繊維質を示す。
- 株当たり約90gの種子収量で「福種」に比べて多い。一粒重は「福種」に比べて軽く、種子縦径が長く、種子横径が短かい傾向にあった。種子は濃緑色である。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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26910 (2012年4月 4日) |
2012年7月19日 | 23044 (2014年2月27日) |
25年 (満了日:2039年2月27日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
「Olinka」の分離後代から、種子収量の多い「60-1s」を選抜し、自殖を繰り返して固定させた系統 | 豊平2号 |