品種詳細
Ho110
サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho110」(エイチオーヒャクジュウ)は、中生の晩のデント種で、組合せ能力が高く、初期生育、すす紋病抵抗性などに優れる。一代雑種品種の親系統として利用できる。
主要特性
- 「{(Ho72/Ho40)/クラリカ}S2×(MLD99-4)S2」を母材とし、病害抵抗性、耐倒伏性、雌穂特性などについての選抜と自殖により育成した系統である。
- 粒質は"デント"、早晩性は"中生の晩"に属する。
- 耐倒伏性は"やや強"である。
- すす紋病抵抗性およびごま葉枯病抵抗性は"強"である。
- フリント種との組合せ能力は高い。本系統を片親とする単交雑F1組合せの平均乾物収量は、同熟期の普及品種に近い水準にある。
- 採種性は、放任受粉下での子実収量で61.1kg/aと高い。花粉飛散程度は"やや良"である。
- 初期生育は"良"、稈長および着雌穂高は平均的で、稈径は太い。雄穂長および枝梗数は平均的である。雌穂は円錐型で、粒列数は平均16.7列である。子実はやや褐色を帯びた橙黄色でややくさび形である。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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28675 (2013年11月19日) |
2014年4月 7日 | 23915 (2015年3月 3日) |
25年 (満了日:2040年3月 3日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
{ ( Ho72 / Ho40 ) / クラリカ } S2 / ( MLD99-4 ) S2 | Ho110 |