目次
1)トピックス
2)イベント情報
3)農村工学研究部門の動き
4)農村の草花
5)研究者の横顔
1)トピックス
■2020年度農業農村工学会賞を当研究部門と職員2名が受賞しました
2020年度農業農村工学会賞の当研究部門の受賞者は以下のとおりとなりました。
今年度の学会賞の授与式は中止となり、学術賞、上野賞、沢田賞の受賞者講演は学会の大会サイトで公開されました。
【学術賞】
農業・農村構造の変化に対応した労力負担と議決権のあり方に関する一連の研究
農地基盤工学研究領域用水管理ユニット上級研究員 鬼丸 竜治
【優秀技術賞】
減災対策を目的としたため池洪水流出モデル
施設工学研究領域地域防災ユニット長 吉迫 宏
【上野賞】
先進的な調査手法、施設設計に取り組んだ直轄地すべり対策事業「庄内あさひ地区」
東北農政局農村振興部
山形県
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室
(関連資料)
- (1)受賞者の写真
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/124/01-01.pdf - (2)過去の庄内あさひ地区のメルマガ記事
山形県鶴岡市七五三掛(しめかけ)地区の地すべり災害と対応
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/nire/mail_magazine/back_number/062722.html#midori2
大規模地すべりを克服し営農再開 -山形県七五三掛地区-
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/nire/mail_magazine/back_number/062751.html#04
2)イベント情報
■「令和2年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催
11月6日(金)~24日(火)に、農業農村整備に関係する国、都道府県、市町村の行政担当者、各種農業関係団体、民間企業、農業者の皆様を対象として、「令和2年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催します。
本講習会においては、農村工学研究部門における取組み成果のうち、普及が大いに期待でき直接的に利用可能である最新の成果等についてご紹介します。また、技術相談会として、参加者の方々から広く技術相談をお受けし、これに対する技術支援を行います。
今回は、参加申込みをされた方への Web配信とし、配信期間中いつでもご視聴できますので、皆様ふるっての参加申込みをお待ちしております。
申込み方法などの詳細は、以下のURLをご参照ください。
技術移転部移転推進室長 難波和聡
■農林水産省「消費者の部屋」にてほ場水管理システムが展示されます
10月5日(月)から9日(金)までの間、農林水産省の「消費者の部屋」にて、農村振興局が『農業農村整備』に関する展示を行います。
(展示内容)
(1) 農業農村整備事業の目的や歴史について、過去、現在、未来の形式でパネル展示
(2) 農業農村整備事業に関する動画の上映
(3) ほ場水管理システム(体験型ジオラマ)の展示
(4) VR映像による土地改良施設や農業農村整備の疑似体験
古来より、かんがい施設や農地の整備が地域の発展を支えてきた歴史(過去)、土地改良がもたらした豊かな恵み(現在)、これからの土地改良と最先端技術(未来)をご紹介することにより、農業農村整備事業について深くご理解いただけます。
農村工学研究部門からはほ場水管理システムを展示いたします。
日時:2020年10月5日(月)~9日(金) 10:00~17:00
※10.5(月)は12:00開始 10.9(金)は13:00終了
場所:農林水産省庁舎内北別館1階(消費者の部屋)
研究推進部研究推進室 渉外チーム
(関連URL)
3)農村工学研究部門の動き
■情報分析官との令和2年度「第1回技術交流会議」開催
8月20日(水)、リモート開催(テレビ会議)により、令和2年度「第1回技術交流会議」を開催しました。この会議は、情報分析官と農村工学研究部門研究員との間で、行政現場において必要とされる調査研究や技術開発事項や、研究成果の行政現場への適用の拡充などについて意見交換を行い、今後の調査研究に反映させることを目的としています。
技術移転部 教授 和田充和
(関連資料)
■インターンシップ講習生から感想をいただきました
インターンシップ講習生が続々と農村工学研究部門にやってきています。
新型コロナウイルスの影響で大変ななか、施設工学研究領域施設保全ユニットと水利工学研究領域沿岸域水理ユニットにて講習を受けた方から感想をいただきました。
研究推進部研究推進室
(関連資料)
4)農村の草花
■楊貴妃が愛し、あの名著にも登場する赤い実は不老長寿の薬 ~クコ~
新型コロナウィルスの終息を願っての、農村の草花編第3弾は、実際に生薬や薬膳として利用され、解熱や強壮作用のあるクコを紹介します。クコの赤い実は、杏仁豆腐にのっているドライフルーツとしてもおなじみですが、楊貴妃も毎日クコの実を食して美を保ったとされています。あの文豪の作品にも病除けの木として登場していることを知っていましたか。
水利工学研究領域 水域環境ユニット上級研究員 嶺田拓也
(関連資料)
5)研究者の横顔
■寺家谷 勇希(じけや ゆうき)
今月の研究者の横顔に登場するのは、マレーシア生まれ静岡育ち、採用2年目(2020年現在)の寺家谷くんです。
寺家谷くんは、土構造物ユニットに所属し、ため池防災支援システムの開発等を行っています。
結婚し、2人の子宝にも恵まれ、車を2台所有し先日マイホームを建てた彼は、同期の私にとって一番身近な人生の先達です。
育児と研究活動を両立する、育メンな寺家谷くんの今後の活躍が期待されます。
(他己紹介) 福重雄大
(自己紹介)
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【編集発行】
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国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室 渉外チーム