農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第171号 (2024年8月号)

目次

1)トピックス
2)イベント情報
3)農工研ニュースより
4)技術研修室より
5)農業水利施設の魅力を知ってほしい
6研究者の横顔

1)トピックス

■最新の研究成果を2024年度農業農村工学会大会講演会にて発表します(再掲)

9月10日から13日まで、弘前大学文京町キャンパスおよびオンラインにて2024年度(第73回)農業農村工学会大会講演会が開催されます。今年度も、当研究部門の職員が発表する日時と会場を読者の皆様にお知らせいたします。

質問や感想を当日の会場やWeb上、または、農研機構問合せフォームを通じてお寄せ下さい。なお、大会講演会プログラムの詳細は農業農村工学会ホームページをご覧下さい。

(関連資料)

■最新の研究成果を日本土壌肥料学会2024年度福岡大会にて発表します

9月3日から5日まで、福岡国際会議場および福岡サンパレスで開催される「日本土壌肥料学会2024年度福岡大会」にて当部門の研究者が関係する成果を発表します。

詳細につきましては2024年度福岡大会のウェブサイトをご覧ください。

(関連URL)

■最新の研究成果を令和6年度日本農業経営学会研究大会にて発表します

9月13日から15日まで、愛媛大学樽味キャンパスで開催される「令和6年度日本農業経営学会研究大会」にて当部門の研究者が関係する成果を発表します。

詳細につきましては日本農業経営学会のウェブサイトをご覧ください。

(関連URL)

■最新の研究成果を日本地すべり学会第63回研究発表会及び現地見学会宮城大会にて発表します

9月17日から20日まで、仙台国際センターをメイン会場として開催される「日本地すべり学会第63回研究発表会及び現地見学会宮城大会」にて当部門の研究者が関係する成果を発表します。

詳細につきましては日本地すべり学会のウェブサイトをご覧ください。

(関連URL)

■最新の研究成果を第49回土木情報学シンポジウムにて発表します

9月26日から27日まで、土木学会講堂+オンラインで開催される「第49回土木情報学シンポジウム」にて当部門の研究者が関係する成果を発表します。

詳細につきましては土木学会のウェブサイトをご覧ください。

(関連URL)

2)イベント情報

■「令和6年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催
-農業農村整備に関する新技術を専門の研究者が紹介します-

2024年11月1日(金)13:30~17:00に、東京大学弥生講堂(一条ホール)にて、「令和6年度 実用新技術講習会及び技術相談会」(後援:農林水産省)を開催します。

主なプログラムは、農村振興局整備部による情勢報告「ため池の管理保全施策に関する最新の情勢について」、農工研から技術報告として、(1)「ため池の事前放流を支援する『ため池水位管理情報システム』」、(2)「建設材料の耐摩耗性を相対評価できるサンドブラスト装置」、(3)「水路の摩耗調査を省力化する型取りゲージ画像の解析プログラム」、(4)「3Dカメラと画像解析を用いた水門開度および水位の遠隔監視システム」、(5)「メタン発酵消化液を土中に安定的に施用でき低コストで導入できるスラリーインジェクター」を予定しています。

また、最近開発した新技術(12件)と上記の技術報告5件を担当研究者がポスターセッション(直接対話)方式でご紹介します。

農業農村整備関係の皆様におかれましては、新技術のご案内とともに現場課題の解消に向けて情報交換して頂く絶好の機会です。国や地方公共団体、土地改良関係団体、民間企業(建設会社、設計コンサルタント等)及び農業者、教育関係者など皆様ふるってのご参加をお待ちしております。

申し込み方法などの詳細は、以下のURLをご参照ください。

技術移転部 移転推進室長 田中繁世

(関連URL)

■農研機構はTVアニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボしています!

農研機構は、TVアニメ「天穂のサクナヒメ」とコラボ展示を行っています。特設サイトでは米作りの最前線の様子等が掲載されています。

また、食と農の科学館では、特別展示として「サクナヒメたちと一緒に昔の米作りについて学んでみよう」との題名で、アニメに登場した技術のパネルや農具の実物を展示し、大型スクリーンにて新しい研究成果についてもあわせて展示しています。フォトスポットも設置し、大型キービジュアルやサクナヒメ達との記念撮影が可能です。

是非この機会に特別展示やサイトをご覧ください。

食と農の科学館
茨城県つくば市観音台3-1-1
特別展示期間:2024年8月20日~2025年1月10日
開館時間:午前9時00分~ 午後4時00分
開館日:平日 (年末年始、臨時休館を除く)
臨時休館はホームページからご確認ください。
入館料:無料

研究推進部 研究推進室 笹倉亜希子

(関連URL)

3)農工研ニュースより

■田んぼダムの器具が発揮する機能の特徴を紹介

近年の水害に対して、農業分野から貢献できる対応策の一つとして、田んぼダムが注目されています。
田んぼダム用の器具には様々な形状のものがあり、効果や特徴が異なります。そこで、器具選定の参考情報として、複数の器具を用いた効果や特徴の評価例を紹介しています。ぜひご覧ください。

研究推進部 研究推進室渉外チーム

(関連URL)

4)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催(2024年8月号)

6月10日から8月9日にかけて、ハイブリッド形式で1件、集合形式で2件の研修を行いました。
今回はこの3件の研修の様子をお届けします。

技術移転部 技術研修室

(関連資料)

5)農業水利施設の魅力を知ってほしい

■希少な生物が生息する用水路を大切にしよう(2024年8月)

『「スイゲンゼニタナゴ」、コイ目、コイ科、学名Rhodeus atremius suigensis 、絶滅危惧IA類(環境省第4次レッドリスト)。山陽地方の一部にのみ局在する。主に支流や農業用水路で見られ、それぞれの生息地は分断される傾向にある。正確な個体数及びその動向は不明。』
密漁等のリスクを回避することなどから、スイゲンゼニタナゴの、具体的な生息地が公になることは少ない、絶滅危惧種の生息地。それが公になっている数少ない事例として、広島県福山市の久松用水がある。今回はそんな久松用水を紹介したいと思う。

農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一

(関連資料)

6)研究者の横顔

■中矢 哲郎(なかや てつお)

今回「研究者の横顔」でご紹介する方は、技術移転部(兼水利制御グループ)の中矢哲郎教授です。
中矢教授は、農業水利施設の診断や補修、水管理、災害対策など水利施設に関する幅広い研究を実施しているスペシャリストです。
取っつきにくい厳しい風貌をしていますが、面倒見がよく、正義感の強い、熱く頼りになる男です。

(他己紹介) 成岡道男

(自己紹介)

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