品種詳細
黒丸くん
東北など寒冷地向けの大粒黒大豆「黒丸くん」は、黒豆煮豆に適した晩生品種である。倒れにくく多収で、一番下のさやが付く位置が高いため、機械化栽培に適している。
主要特性
- 「黒丸くん」は、ダイズモザイク病抵抗性品種「ギンレイ」を母、大粒の黒大豆系統「刈系529号」を父として交配し、育成した品種である。
- 東北地方における成熟期は晩生。
- 収量は「スズユタカ」や「玉大黒」より多い。
- 倒伏しにくい、最下着莢位置が高いなど、機械化適性が高い。
- 病虫害抵抗性は「スズユタカ」や「玉大黒」より低い。
- 子実は大粒で、煮豆に加工したときの光沢や色が良く、黒豆煮豆用に適す。
栽培適地
主に東北地域中南部。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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31148 (2016年5月19日) |
2016年8月31日 | 29106 (2022年3月28日) |
25年 (満了日:2047年3月28日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
ギンレイ x 刈系529号 | 東北161号 |